新規ユーザー募集中!

ワザップ!は新しいユーザーを募集中です!ユーザーになるとレビュー・ニュース記事の投稿やメッセージ機能、コメント・各種評価の通知機能が利用できます。
 今後表示しない
閉じる

スレッドが閉鎖されました。新しいスレッドを作成してください。

MH2の小説書きませんか?〔3nd〕 友達募集

返信数:501  最終更新:2008-01-07 23:30

早いもので2ndも残り5回の投稿で500レスです。
なのでとりあえず作っておきました。
それでは2ndが500レス入ったらこちらに書き込みをしましょう!

暇なんで書き込む。それにしても寒いなぁもう暖房入れよう。
もうやだ。 布団入って寝たい。

無題

 彼には、目的など存在せず、故に、その行動に理由など無かった。
ただ、彼には珍しい、ほんの気まぐれである。
彼の大剣には艶めく鮮血。
彼の目前には倒れる轟龍。

 体は、獣を倒したという恍惚に侵され、
心は、獣を殺したという恐怖に犯され。
その二つの感情の狭間、
彼は、初めて、
己の歓喜に気付いた。

 物事のきっかけというのは、
実に些細なことであり、
かつ、実に大きなものである。

 彼が掲げる大剣には、
幽かに嗤う彼の口元が映っていた。
一方酒場では、最後まで残った二人が、ジョバンニの子供の頃について延々と話し続けていた。
十杯目の牛乳を飲み干してから、不意にジョバンニは問う。
 「あれ、そう言えばリチャードさん、明日の仕事大丈夫なの?
もうとっくに日付変わってるけれど。もう寝た方が良いんじゃない?」
 それを聞き、リチャードはびっくりして飛び上がる。
 「し、しまった!すっかり忘れてました!明日は5時起きなのに!これもお酒のせいかな!?
まだ明日の仕度も終わってないんですよ!ああ、どうしよう!?
じゃ、中途半端ですが、あっしはこれで失礼しますよ!」
 運転手は慌てて駅の方に駆け戻って行く。
それを見送りながら、ジョバンニは二人が残したお代を持ち、マスターに渡し、家に戻った。
その日、ジョバンニは1つの信念を持つに至った。
 「僕は大人になってもお酒は絶対に飲まないようにしよう。
今日の二人みたいに、変になっちゃ困るからなあ。」

 次の日、ジョバンニはいつもより早めに起きてみる。
まだ朝の8時であるが、師匠はもうとっくに起きているはずだ。
早く一緒に狩りをしようと、彼は早速家にお邪魔する。
師匠は既に起きていたが、椅子に座り、何か考え事をしているようだ。
不思議に思い、ジョバンニは聞いてみる。
 「あれ、どうしたの?今日は具合悪いかな?」
 弟子の質問に対し、ポリーは頭に手をやりながら答える。
 「そうみたい…。昨日は飲み過ぎたわね。
悪いけど、今日は一人で行ってくれるかしら?少し休みたいの。」
 師匠が体調を崩すなんて、珍しい。
だが、風邪をひいてしまった場合、人との約束よりも体調管理が優先だろう。
そう思い、ジョバンニは頷く。
 「分かった。じゃあ、今日は軽めの依頼にしておくよ。
一人でも受けられるような、簡単なやつにね。
ポリーさんは、ゆっくり風邪治しといてね。」
 弟子の気遣いに、ポリーは少し微笑む。
 「悪いわね。気を付けていってらっしゃい。
さて、あたしはもう一度寝て、早く治さなきゃ。」
 弟子を笑顔で見送り、師匠は再びベッドに潜り込む。
しかし、それが風邪は飲み過ぎのせいではないことは、本人が一番良く分かっていた。

 集会所に着いたジョバンニは、そこに誰かが立っているのに気づく。
きちんと制服を着込んだリチャードは、ジョバンニの姿を見止めるや、意外な感じで聞いてくる。
 「あれ?今日はお一人ですか?
いつもはポリーさんとご一緒なのに…。何かあったんですか?」
 そう聞く運転手に、ジョバンニは師匠の体調が今日は思わしくないらしく、今日だけは自分だけで狩りに来た事を告げる。
それを聞くと、運転手は少し不安げな表情で答えを返す。
 「そうですか…。分かりました。
あっしは明後日また街から帰ってきますが、その時に様子を伺います。
狩りから帰ったら、そのように伝えてもらえますか?」
 幼馴染を気遣うリチャードに、ジョバンニはにっこり笑って頷く。
 「うん、分かったよ。しっかり伝えとくよ。
リチャードさんがお見舞いに来てくれたら、ポリーさんも喜ぶよ。」
 ジョバンニの答えに幾らか安心したのか、運転手の顔に笑顔が戻る。
 「お願いしますよ。では、仕事に行って来ますか。
昨日は結局徹夜で仕度をしてましたから、眠くてしょうがない…。」
 そう言いながら、彼は相棒と乗客が待つ駅へと向かった。

 いざ集会所にやって来たが、はてさて、どのクエストを選ぶべきだろうか?
ここは無難に採集依頼をこなしたほうが良いかもしれないが、せっかくなので、単独で飛竜と戦ってみたい。
とりあえず、ジョバンニは依頼を見せてもらうべく、カウンターに近づく。
受付に声をかけようと彼が口を開いた時、唐突に後ろから声をかけられる。
 「ジョバンニ、おはよう…。」
 聞き覚えがある声に振り向いたジョバンニは、相手を見て思わず目を丸くする。
 「へえーっ、クリスタル、ハンターだったんだ。」

第三十一話 完
夜も更け、頭上には数え切れない程の星が踊り始める。
酒場で飲んでいたハンター達も、三々五々と家に戻り始める。
ポリーはワインを飲むのを止め、今度は新しいグラスにウォッカを注ぐ。
心を潤す(?)赤黒い酒を一口含み、師匠は若かりし青春時代を語りだす。
 「あたしね、最初はこの村出身の女の子と組んでたのよ。
彼女と一緒に、ここの森丘で幾度と無く狩りをしてきたわ。
そんなある日、砂漠で盾蟹3匹の討伐依頼を引き受けてね。
何とまあ奇遇かしら、そこでまた新たな仲間二人と出会ったのよね。
少年とおじさんっていう、今思えば不思議な組み合わせだったわ。
でも、四人でクエストを重ねるたびに、段々信頼が深まっていった。
ドンドルマの街に拠点を移した後も日々腕を磨いて、いつしか上位に進んだ。
でも4年前、あたしの幼馴染は、砂漠で出会った仲間の双剣使いと結婚し、引っ越したわ。
銃を使っていた仲間も、今は引退して獣医をしてるの。
あの頃はホント輝いてたわよ。懐かしいわ。」

 師匠の話を聞いているうちに、ジョバンニは何かに引っかかるような感じを覚えた。
師匠の過去と、自分が憧れている英雄の話が、何箇所かで一致しているのだ。
だが、彼はさほど気にも留めず、話題をまた変える。
 「なるほどね。じゃあ僕、ポリーさんの昔の仲間みたいになれるかな?」
 期待を込めた質問だったが、師匠はキッパリと言い切る。
 「昔の仲間みたいに?夢みたいな事言わないの。
あんたはまだ本格的に飛竜と戦ったことすら無いのに。
まずは一通りの飛竜を狩れるようになりなさい。
そうすれば、足元くらいには及ぶかもしれないわね。」
 酒のせいか、師匠のコメントはいつも以上に毒舌だ。
だが、師匠は遠まわしに自分の事を応援してくれたのだろうと思い、ジョバンニは師匠に答える。
 「そう言われればそうだよね。これからも頑張るさ。
一人前のハンターになるまで、これからも教育、宜しくお願いします!」
弟子が自分の言葉をプラス思考で受け取ったことに安心したのか、ポリーはいつも以上に横柄な調子になってしまう。
 「あら驚いた。あんたそういうきちんとした挨拶出来たの?
あんたが帰ってきたら礼儀作法から教育しなおさなきゃって考えてたんだけど、手間が省けて良かったわ。」

 横から見ていたリチャードは、今にもジョバンニが傷ついてへこんでしまうかと気が気では無かったが、二人の様子を見てほっと一安心する。
だが、このまま頑張ってを言って引き下がるのは、なんだか気が済まない。
弟子の気持ちも考えずに言いたい放題喋り続ける弓使いに、たった今自分が感じたような、ちょっとヒヤッとした思いをさせてやろう。
内心ニヤニヤしながら、彼は普段通りの口調でこう言う。
 「全くもう、そうは言いつつ、ジョバンニさんのためを思っているのでしょう?
きつい言葉の裏側に、自分の愛情をチラッと覗かせる。
そういうポリーさん、可愛いですよ。あっしは好きですね。」
 それを聞いた途端、ポリーは説教を突然止めてしまう。
 「あれ?どうしたの?気分悪いの?」
 心配そうにジョバンニは訊ねるが、師匠は答えない。
やがて立ち上がると、独り言のように呟く。
 「ごめんなさい、ちょっと言い過ぎたわ。
やっぱりお酒は飲み過ぎると良くないわね。あんたも気を付けるのよ。
では、今日は失礼致します。お釣りはいりません。」
 テーブルにお代を置くと、師匠はふらふらした足取りで家に向かう。
 「あれえ?ポリーさん、どうしちゃったんだろう?」
 訳が分からずに首を捻るジョバンニに、リチャードはクスクス笑いながら言う。
 「彼女はちょっと発言の仕方を学んだ方が良いですね。
あっしはさっきから、ポリーさんがジョバンニさんを傷つけやしないかって、冷や冷やしてました。
良いですか?何か発言する時は、必ず言われた相手の気持ちを考えてからにして下さいよ。」
 彼の指摘は大当たりだった。但し、別の意味でだったが…。

 ポリーは家に入ると、何故か周りに誰もいないことを確認する。
頬が真っ赤に紅潮しているのが、自分でも良く分かる。
彼女は、そのまま着替えもせずにベッドに倒れこむ。
今まで感じた事が無い感情が湧き出てくるようだ。
彼女は起き上がりもせず、そっと自分の胸を触ってみる。
心臓の鼓動が、心なしかいつもより早く聞こえる。
 「あんな事言われたの初めてだわよ…。やっぱり分かって下さってたのかしら…?
でも、ジョバンニの手前、自分の気持ちを素直に伝えるなんて、出来っこないわ…。」
 窓から差し込む月明かりを眺めながら、ポリーはそう呟いていた。

更に続く
The Endless Journey

 -第三十一話 結果の報告-

 ジョバンニは時計の陰から様子を伺い続け、クリスタルが駅を出て、宿屋の方に向かったのを確認する。
とすると、彼女は暫くこの村に留まる筈だ。
色々と質問するのは、また機会があってからで良いだろう。
そう思いながら、ジョバンニは何か一つ、大切な事を忘れていたという事実を思い出す。
何か人との約束をすっぽかしたという気はするが、一体何を忘れているのだろうか?
少し考えてから、ジョバンニははっと思い出し、急いで機関車の方に向かった。

 少女を見送ってからそれほど経たないうちに、背後から慌ただしい足音が近づいて来る。
振り向く二人の目には、今まで自分達が探していたジョバンニその人が、慌てて駆け寄ってくるのが映った。
 「遅れてごめーん。ちょっと車内に忘れ物しちゃって…。」
 照れ笑いをしながら頭に手をやるジョバンニを、ポリーは鋭い目付きで睨み付ける。
 「全くもう!心配させるんじゃないわよ!
一瞬あんたが乗り遅れたかと思ったわ!一体何を忘れたって言うの!?」
 厳しく問い詰めるポリーを、リチャードが宥める。
 「まあまあ、そう怒らずに。忘れ物くらい仕方無いですよ。
ところでジョバンニさん、新しい装備はちゃんと見つけられましたか?」
 その問いに、ジョバンニは誇らしげに背中に背負った真新しい武器を掲げてみせる。
 「実はね、太刀にしたんだ。一昨日も早速砂竜を狩って来たよ。」
 月光を浴びてキラキラ輝く細身の刀身を見つめ、ポリーは溜め息をついて目を細める。
 「本当に予想外だわよ。まさかあんたが太刀を選ぶだなんて…。
実は、あたしの昔の仲間の一人も太刀を使ってたのよ。」
 それを聞き、今度はジョバンニが目を輝かす。
 「え!?本当に?そうなんだ。その話、聞かせてもらって良いかな?
僕も太刀を選ぶ事になったきっかけを教えてあげるからさ。」
 ジョバンニの意外な申し出にポリーは一瞬躊躇ったようだが、リチャードが微笑むのを見て、こっくりと頷いた。

 村の酒場で牛乳を飲みながら、ジョバンニは武器を選ぶまでの経緯を詳しく語る。
選ぶ手段も分からない自分に、愛好家が武器は人を選ぶものだと教えてくれた事。
そのすぐ後、まるで見初められたように太刀を選んだ事。
そして、初めての飛竜との戦いが、意外な程順調に進んだという事を。
一通り話を聞き終わると、ポリーはワインが入ったグラスを置き、しげしげとジョバンニを見つめる。
 「でもね、砂竜って飛竜の中ではかなり弱い部類に入るってのは知ってるわよね?
初戦がうまくいったからといって、油断しては駄目よ。
手強い敵が現れるのは、まだまだこれからなんだから。」
 早速厳しい指摘が入ったが、ジョバンニはのほほんとした空気を崩さない。
 「大丈夫だよ。いつも全力で立ち向かうって、約束したでしょ?
これからも面倒かけちゃうかもしれないけど、その時は宜しくね。」
 呑気なのか、それともわざとなのか、ジョバンニはいつも自分のペースで会話を進めて行く。
相手を少しイラッとさせる時もあるのだが、その柔らかな口調からか、どうも憎めない。
 「面倒ねえ。それって、自分は弱いって宣言してるようなものだわ。
もっと自分に自信を持ってみるの事も必要よ。ま、威張りすぎるのもあれだけど。」
 師匠が言うのに、運転士が続く。
 「確かにそうですね。初戦で砂竜に勝つとは、結構な進歩だと思いますよ。
まあ、あっしはハンターではないので良く分からないですけど。
これからもこの調子で頑張っていってほしいですね。」
 二人からエールを送られ、ジョバンニは微笑みながらしっかりと頷く。
 「もちろんさ。これからもしっかりと腕を磨いていくさ。
ところで、ポリーさんの昔の仲間って、どんな人だったの?
さっき聞かせてくれるって言ってたよね。」
 新しい牛乳を空のコップに注ぎながら、ジョバンニは微笑む。

続く
【焼肉創造者の子孫】
第一部『旅立ちそして出会い』
第七章『仲間との出会い』

ここはハンターが集う街ドンドルマである。
メ「やっと着いたー!!」
メッチャは村から初めて出て来た気がした。
メ「ここがドンドルマの街か・・・でけぇな・・・」
メッチャは実際初めてなのだ。
メ「仲間でも探すか・・・」
メッチャはとりあえず酒場へ直行した。
カランコロン・・・
メ「うわぁ人いっぱい」
???「どきな」
後ろから大きなものを背負った大きなハンターと
何かを背負った女ハンターが来た。
メ「うわぁ!」
メッチャは思わず扱けてしまった。
大きなハンターはおそらく大剣つかいだ。
女ハンターは弓であろう。
大ハンター「ふん・・・」
女ハンター「・・・。」
???「ははは!だっせぇな」
後ろから男の声がした。
メ「なっ・・・なんだよ」
???「ははは!すまんな。オレはリムバーってモンだ!」
メ「ふーん。得意な武器って何?」
リ「あ?俺か?大剣だな。」
メ「ふーん・・・」
リ「あぁそういや仲間集めてるんだ今」
メ「え?じゃぁ入れてよ」
リ「お前一人で狩った事ある敵は?」
メ「フルフルだ!」
リ「ふーん・・・まぁいっか。これで三人目だな」
メ「もう一人いるってこと?」
リ「ああ,そうだな」
メ「どこ?」
カランコロン
リ「噂をすればだな」
???「この子が新しい仲間?」
リ「あぁたしか名前は・・・なんだっけ?」
メ「メッチャだ!メッチャ・シエロ」
リ・???「!!!!!!!」
メ「どうしたの?」
リ「お前・・・ムッシュ・シエロの子孫か!?」
メ「まぁ,ひぃひぃひぃひぃひぃおじいちゃんがそんな名前だった」
リ「・・・。じゃぁ武器は?」
メ「代々受け継がれている全てを切り裂く双剣"シエロツール"さ」
リ「そうか・・・紹介してなかったなもう一人」
???「ですね」
リムバーはもう一人のハンターに何かを耳打ちした。
???「紹介しますね。私の名はガルシア・メラーシです。」
メ「へぇ〜。」
特徴は後のおまけでわかると思う。
リ「さて,お前らの腕も知りたいところだし・・・フルフル行くか?」
ガ「いいですよ。」
メ「お・・・おう!」
リムバーは酒場のカウンターで受付をしている。
ガ「メッチャさんはなぜここに来たのですか?」
メ「えっと・・・特にないかな」
ガ「・・・早く目標が見つかるといいですね。」
リムバーが来た。
リ「準備してこい。ここで待ち合わせだ。」
メ「わかった」
ガ「わかりました」

第七章『仲間との出会い』終わり


おまけ
キャラの詳細や特徴です。
名:メッチャ・シエロ
性別:男
シエロの名を継ぐハンター。
双剣を得意とし,鬼人化を最近,習得した。
目標は特にない。
あるとしたらクシャルダオラを倒すこと。
髪は長めの茶髪。自毛。
背は低め。


名:ラッシュ・シエロ
性別:男
片手剣を得意としている。
メッチャの師であり,メッチャの父親。
シエロの正統後継者。
髪は短めの茶髪。自毛。
どうやらこれは遺伝らしい。


おまけ第二へ続く。
初めましてっ!!
俺も書きます。
てか、さっき、間違って点検前の小説うpしちゃいました^^;
いきなりミスって……すみません。
最初はモンハンと全然関係ないですけど…お願いします。


===============================


【 PERFECT WORLD 】

第一話 信じる笑顔



——笑顔が、こんなにも辛いモノだとは思ってもいなかった。

信じたく、ない。
今、俺の目の前にいる「キミ」を、信じたくない。
……でも、頭の中の、もう一人の自分が語りかけてくる。
「信じても意味がない、これが現実なんだ」って………。

でも、やっぱり、信じたくない。
信じてしまうこと……それは即ち、キミを裏切るということ。
そして、俺の世界の終わりだということ。
俺は、キミなんかより、ずっとズルいから…これは“夢”なんだと、思うことにした。

そうさ。俺は、きっと、何か不慮の事故とかで、ずっと病院で眠っていたんだ。
そして、俺が起きた時には、そこにはキミがいて、いつもの心配顔で俺の顔を覗き込んでくる。
ハハ……自分でも、すごくおいしい展開だよな。
………………お願いだから、そうであってほしい。
いくら授業が遅れていても良いから、みんなの話に付いていけなくて良いから…だから…だから、これは、夢だと言ってくれ……。


でも、そんなモノは勿論、ただの俺の虚しい夢でしかなかった。
現実は残酷で、今まで感じていなかった鋭い痛みが、ようやく俺の身体に伝わってくる。
その痛みは、信じたくないと、駄々をこねる俺の心を、切り裂き、踏み潰し…“これ”が現実なんだと、俺に訴えてくる。


……でも、信じたく、ない。
その痛みが目の前のキミが現実だと言うことを、ハッキリと訴えかけてくるのに、理性ではもう分かっているはずなのに…でも、俺は信じない。信じられない。信じたくない。
だって、キミはこんな人じゃないから。
多分、目の前にいるキミは、「キミ」の姿をした「悪魔」なんだ。
だから、ようやく俺は、キミを裏切らずに、この場を信じるコトができるようになった…?


……もうろくに考えることもできない。
自分で意味の分からないことを考えているのが、分かる。
身体を支配してきた痛みも、もう感じなくなってきた。

…あぁ、もう俺はオワリナンダ……。
信じる信じない関係なく、オワリナンダ……。
なら、最後に…最後に一つ、言わせてくれ。

一言一言、しっかりと、コトバを紡ぐんだ。

俺は、ひょっとしたら、キミのことが………………好きだった。

それは、声にならない、告白。
でも、声にならなくとも、キミに届くと、信じてるから。
いつもの、優しい笑顔で、俺を見下ろしているキミを、信じてるから。
でも、そんな願いは、キミに届いていないと、キミの「笑顔」が語っている。
あぁ、笑顔って、こんなに辛いモノだったんだな……。


意識が、薄らいでゆく。
ハッキリと自覚する、『オワリ』の瞬間。
俺の世界が、真っ暗になるのと同時に、男の声が聞こえた。



『ようこそ、“理想郷”へ』



そして、俺の世界が、終わった。

===============================



気付いてる人もいるかもですが、微妙に「ひ○ら○」が入ってます。
これからモンハン関係はいってくると思います。
よろしくお願いします。
——笑顔が、こんなにも辛いモノだとは思ってもいなかった。

信じたく、ない。
今、俺の目の前にいる「キミ」を、信じたくない。
……でも、頭の中の、もう一人の自分が語りかけてくる。
「信じても意味がない、これが現実なんだ」って………。

でも、やっぱり、信じたくない。
信じてしまうこと……それは即ち、キミを裏切るということ。
そして、俺の世界の終わりだということ。
俺は、キミなんかより、ずっとズルいから…これは“夢”なんだと、思うことにした。

そうさ。俺は、きっと、何か不慮の事故とかで、ずっと病院で眠っていたんだ。
そして、俺が起きた時には、そこにはキミがいて、いつもの心配顔で俺の顔を覗き込んでくる。
ハハ……自分でも、すごくおいしい展開だよな。
………………お願いだから、そうであってほしい。
いくら授業が遅れていても良いから、みんなの話に付いていけなくて良いから…だから…だから、これは、夢だと言ってくれ……。


でも、そんなモノは勿論、ただの俺の虚しい夢でしかなかった。
現実は残酷で、今まで感じていなかった鋭い痛みが、ようやく俺の身体に伝わってくる。
その痛みは、信じたくないと、駄々をこねる俺の心を、切り裂き、踏み潰し…“これ”が現実なんだと、俺に訴えてくる。


……でも、信じたく、ない。
その痛みが目の前のキミが現実だと言うことを、ハッキリと訴えかけてくるのに、理性ではもう分かっているはずなのに…でも、俺は信じない。信じられない。信じたくない。
だって、キミはこんな人じゃないから。
多分、目の前にいるキミは、「キミ」の姿をした「悪魔」なんだ。
だから、ようやく俺は、キミを裏切らずに、この場を信じるコトができるようになった…?


……もうろくに考えることもできない。
自分で意味の分からないことを考えているのが、分かる。
身体を支配してきた痛みも、もう感じなくなってきた。

…あぁ、もう俺はオワリナンダ……。
信じる信じない関係なく、オワリナンダ……。
なら、最後に…最後に一つ、言わせてくれ。

一言一言、しっかりと、コトバを紡ぐんだ。

俺は、ひょっとしたら、キミのことが………………好きだった。

それは、声にならない、告白。
でも、声にならなくとも、キミに届くと、信じてるから。
いつもの、優しい笑顔で、俺を見下ろしているキミを、信じてるから。
でも、そんな願いは、キミに届いていないと、キミの「笑顔」が語っている。
あぁ、笑顔って、こんなに辛いモノだったんだな……。


意識が、薄らいでゆく。
ハッキリと自覚する、『オワリ』の瞬間。
俺の世界が、真っ暗になるのと同時に、男の声が聞こえた。



『ようこそ、“理想郷”へ』



そして、俺の世界が、終わった。
誰か二人の人が近づいて来る。
弟子を迎えに来ていたポリーと仕事を終えたリチャードは、列車を降りたはずのジョバンニを探していたのだが、なかなか見つけられない。
仕方なく二人は機関車の近くまで戻って来たのだが、そこに一人の少女が立っているのを見つけた。
旅人かと思いながら、二人は彼女に近づいて行く。
一瞬雲間から月光が差し込み、少女の姿をはっきりと照らす。
それを見た途端、一瞬二人の目つきが変わった。
あの少女は、明らかに『あの』民族出身の人だ。
彼らの黒歴史は、今もなお各地で語り継がれ、そのために彼女らの民族は、方々で冷たい扱いを受けているという。
まさかこの村に、その民族の人が来ようとは、想像も出来なかった。
が、二人は何事も無かったかのような顔付きで、彼女に声をかける。
初対面の人には礼儀正しく、そして暖かく接するというのが、人としての常識だからだ。

 「こんばんは。何かお困りですか?」
 唐突に誰かから声をかけられ、クリスタルはびっくりして右を向く。
そこには、鉄道員と思われる男性と、すらりとした容姿の女性が立っている。
だが、彼女が驚いたのは、二人の組み合わせではない。
地元の人に見つかってしまったという事であった。
自分の容姿は、どこからどう見ても一目であの民族の人と分かる姿だ。
もしや、また嫌な目にあってしまうかもしれない。
何しろ、今まで自分は行く先々で、道行く人々から後ろ指を指されてきたのだから。
列車に乗り込むまで、何度そんな目に合ってきたか分からない。
どうせ今回もそうなってしまうのだろう。

 ところが、相手には全くそのような様子は無い。
寧ろ、自分を気遣ってくれているような感じさえある。
 「どうしたの?何か心配事でもあるの?
もしかして、初めて来る土地だから、道とかが分からないのかしら?
良かったら、答えられる範囲で教えてあげる。」
 女性にそう言われ、クリスタルは咄嗟に嘘をついてしまう。
 「その…、ちょっと…、宿屋への道が分からなくて…。」
 すると、それに男性が優しく答える。
 「宿屋さんですか?それなら、駅を出て右に曲がり、5分程歩いた所にありますよ。
この村の人達は皆親切ですから、何か分からない事がありましたら、気軽に聞いて下さいね。
せっかくの休暇ですから、思いっきり楽しんでいって下さいよ。」
 相手の気遣いに、思わず口から言葉が漏れる。
 「…。ありがとう…。」
 それだけ言うと、クリスタルは足早に宿屋を目指す。
驚いたという事もあるが、もっと別の大きな理由がある。
あんな感じで、他の民族の人に優しくされたのは、生まれて初めてだ。
この土地なら、自分も何とか暮らせるかもしれない。
となると、あのジョバンニという少年も、ただ好奇心が沸いただけで、自分に悪意は無いという可能性も多分にある。
それが事実かは、これから村で暮らす事で分かるだろう。
とりあえず今は、明日から始めるこの村近辺での狩りの準備の事を考えよう。
クリスタルは、車内で一度も見せなかった笑みを少しだけ浮かべ、今一度村の広場の方を振り返る。
そして一呼吸置いてから、これから長く世話になるであろう、宿屋の暖簾を潜るべく、再び歩き出した。

 少女が消えて行った方を眺めながら、ポリーは悲しそうな顔でリチャードに囁く。
 「あの子、間違い無くあの民族出身ですわね。
可愛そうに、故郷で暮らす事が出来なくなってしまったのかしら?」
 「はい、きっとそうでしょうね。彼女らの境遇は、何処へ行っても酷い物らしいです。
あっし達に出来るのは、とりあえず彼女を受け入れてあげる事ぐらいですかね。」
 そう答えるリチャードの表情は、珍しく真剣だった。

第三十話 完
The Endless Journey

 -第三十話 逃避行の始まり-

 お昼の時間になり、ジョバンニは一人で食堂車へと向かう。
流れる車窓を見ながら注文したサンドイッチを頬張るジョバンニは、ずっとクリスタルの事を考えていた。
彼女は一体何者なのか?どうも浮ついた感じが否めない。
また、彼女がああも感情を表に出さないのも、非常に気になる。
食事を終えて席に戻っても、クリスタルは、まだ寝ている。
おそらく、このまま終点まで乗り通すのだろう。
メーフィスを出てから6時間、夕日が丘の向こうに沈み、一番星が輝きだす頃、列車は本線と別れ、ココット行きの路線を走り始めた。
昼間ならば雄大な森丘が一望出来る、この列車でもっとも車窓が美しい場所なのだが、もう太陽はとうに沈み、星と月が優しく投げかける光が、丘陵地帯を僅かに照らしている。
機関車はヘッドライトを煌々と光らせ、終点目指して疾走を続けていた。

 やがて逞しい汽笛が冷えた夜空に大きく響き渡り、列車は徐々に速度を落としていく。
もう終点も近く、乗客は皆降りる準備をしているというのに、クリスタルはまだ寝ている。
起こすのも悪いかとジョバンニが思っているうちに、列車は村の中央にある駅に横付けし、軽いショックと共に停車した。
長距離を休み無く旅してきた乗客達は、お疲れの挨拶と共に一斉にドアから乗り場に降り立ち、それぞれの目的地目指して歩き始める。
ジョバンニは仕方なく、いまだ眠っているクリスタルの肩を軽く叩いて起こそうとするが、彼女は目を閉じたまま答える。
 「大丈夫。先に行ってて。」
 彼女が実は起きていた事に驚きながらも、ジョバンニはそれに従う。
多くの乗客に続いて乗り場に降り立つが、ジョバンニはやはりクリスタルの事が心配で、少し乗り場の影で様子を見る事にした。
他の乗客が全員降りるまで車内に留まるという彼女の奇妙な行動に、ジョバンニは何か不穏な空気を感じ取ったのだ。
彼は駅の柱時計の陰に隠れ、先頭の客車の中を窺う。

 自分以外全員の乗客が降りた事を確認すると、クリスタルはそっと起き上がり、荷物を抱えてドアに向かう。
出来れば、宿まで誰にも自分の姿は見られたくはない。
あのジョバンニだとか言う少年は自分に少し興味を持っているようだが、あまり嬉しくない。
ここ十数年間、自分達は何処へ行っても歓迎されない人種だ。
あの消せない事実が今の自分達を惨めな境遇に追いやってると思うと、いつも気が滅入ってしまう。
周囲の冷たい眼差しに耐えられなくなり、ハンター修行という名目でこんな遠い地まで来てしまったが、果たして故郷に帰るのはいつになるだろうか。
もしかすると、二度と帰らないかもしれない。だが、それも悪くない。
自分にとっては、あそこは最早牢獄だ。愛着なんてこれっぽちも無い。
だが、故郷に戻っても戻らなくても、結局は今のように流浪の人生を送る羽目になるかもしれない。
自分があの民族の出であるという事が知られたら、きっとここでも冷たくあしらわれるに違いないからだ。
そんな事を考えながら、彼女は駅の出口に足早に向かうが、途中でちょっと足を止める。
長距離を一度も休む事無く高速で走り続けて来た機関車が、初めて歩みを止めてゆっくり休んでいた。
煙突から吹き出るか細い煙は、一日の仕事を終えて一安心しているような様子だ。
そして何故か、煤で黒く汚れた車体は、何処と無く自分を励ましてくれているようにも見える。
 「疲れてるって?でも充実した仕事だから、毎日が楽しいよ。
その顔は何かに悩んでる顔だね。確かに世の中良い事ばかりじゃないさ。
でも幸せを招き寄せるためにも、この村で少し頑張ってみてよ。
急がず焦らず、地道にね。」
 どこからともなく、そんな言葉が聞こえてきたような気までしてきた。
思わず、口から言葉が漏れてしまう。
 「お疲れ様…。そして、ありがとう…。」
 暫しクリスタルは、そこで佇んでいた。まるで時間を忘れたかように…。

続く
【焼肉創造者の子孫】
第一部『旅立ちそして出会い』
第六章『継承されし双剣』

メ「はぁ・・・はぁ・・・」
メッチャは骨折しているのにも関らず
あの戦いを見た後,霜降りを剥ぎ取りベースキャンプまで
地面を這う様にして戻ってきた。
メ「えってこの打ち上げタル爆弾で・・・あっ!」
メッチャはなにか重大なことに気がついた。
メ「カクサンデメキンG忘れてた!・・・ん?」
メッチャは紙と水槽をみつけた。
メ「ん・・・。はっはっはっは・・・。・・・・・・・・・・・・。なんやてぇ・・・。」
紙にはこう書いてあった。
==========================
 カクサンデメキンGはこの水槽のなかにあります。
 この継承式の目的は霜降りをあつめることでも
 カクサンデメキンGをあるめることでもなく
 風を纏う風翔龍・・・別名:鋼龍クシャルダオラと出会うことが
 この継承式の目的だったのです。タル爆弾に
 カクサンデメキンGを秘伝の調合法で調合しなさい。
 そして,上に霜降りをのせたまえ。
==========================
メ「秘伝の調合法って?はっはっは。」
メッチャは適当に調合した。
メ「なんじゃごりゃぁぁぁ!?」
メッチャは打ち上げタル爆弾MK-?Uを作ったらしい。
メ「えっと・・・乗せて着火!」
ひゅうぅぅぅぅぅぅん・・・ぱん!
そのとき!あの音が!
ぴんぽんぱんぽーん
「継承完了しました。門が開きます。」
ごごごごごごぉ・・・・
門が開いた。そこにいたのは村長とラッシュだったと思う。
ラ「やったな・・・。一週間後出発だ。」
村長「そなたにこの代々受け継がれてきた全てを切り裂き
 飛竜を食すための双剣"シエロツール"じゃ。一週間後出発の
 予定じゃったがその怪我が治り次第出発だ。」
ラ「怪我したのか?」
メ「うん・・・。骨折だよ。足と腕の・・・。」
ラ「ふむ・・・一ヶ月で治るだろーな」
—一週間後—
ラ「がんばれよ」
メ「うん」
村長「んじゃ。この地図どーりに行けばドンドルマの街じゃ。」
メ「うん。わかった」
村のみんな「じゃーなー!!!」
メッチャは遠くへ旅立った。
キャンセル
投稿者名
コメント ※必須
最大400文字
画像 ファイルが選択されていません。
sage機能  コメント順を入れ替えません
利用規約 利用規約に同意されます
キャンセル
投稿者名
コメント ※必須
最大400文字
画像 ファイルが選択されていません。
利用規約 利用規約に同意されます
  • フレンド募集スレッドフレンド募集スレッド
  • ロックされたスレッドロックされたスレッド

スポンサーリンク

このゲームの情報を投稿する
メーカーカプコン
発売日2007年2月22日
HP公式ホームページ
年齢区分C(15才以上対象)
通信モードアドホック通信
JANコード4976219021210
このゲームを購入する
今週-来週に発売されるゲーム
  • NS4本
  • WIIU0本
  • PS42本
  • PSV0本
  • XBOX1本
  • 3DS0本
  • AND1本
  • IOS1本
  • OTH9本
  • PC3本
ゲームの販売スケジュールをみる
Wazap!トップページ
iOS(iPhone) アプリ
Android (アンドロイド) アプリ
PCゲーム
ポケットモンスター プラチナ
Wii/Switch/Switch2
DS/3DS
PS3/PS4/PS5
PSP/PSV
ポケモンスカーレット