そりゃ、建物の中から外を歩く敵を撃つのは簡単だ。
けど、BO2ではラグ補正の関係上、建物の中で芋っている時、低空ジャンプなどで突入されると弱い。
これは何も建物の中とか外とかの話だけではなく、
動かずに静止している方が、動いているより不利なのである。
例えば、敵が建物の中に芋っているとする。
あなたは、入り口から突入する。あなたは突入した瞬間敵を発見するが、敵の画面にはまだあなたは映らない。
この時間差は約0.2秒だ。
0.2秒後に、ようやくあなたは発見される。
この0.2秒という時間は、人間が目で敵を発見してから、実際に銃を発砲するまでの反応速度と同じくらいだ。
また、銃のレートにもよるが、あなたが突入と同時にSMGで弾幕を張れば、相手に発見すらされないうちに3発くらいは叩き込むことができる。
なぜこのようなことが起きるか?
それはラグが原因だ。
BO2の試合中は、全プレイヤーが、常に0.2秒前(過去)の敵を見ている。
さっきの場面に戻そう。
あなたと敵兵が対面した瞬間、あなたは、0.2秒、過去の敵を発見しているのだ。けど、敵は動かずにいるわけだから、0.2秒前も、変わらず同じ場所でしゃがんでいたはずだ。
つまりあなたの画面に映る敵の0.2秒前の姿と、(今)の姿は同じ。
それに対して、敵からはあなたはどう見えるか?
敵から見たあなたの0.2秒前は、まだ突入していない状態のあなただ。
当然、画面にまだ映ってない。外にいるわけだからね。
このようなメカニズムを利用したテクニックの一つに、スナイパーの(ラグ撃ち)がある。
スナイパー同士の撃ち合いなどになったとき、
障害物に頭を隠しておいて、立ち上がると同時に撃つ。
相手にはあなたの頭すら画面に映らないタイミングで、すでに射殺されているというわけだ。