誤認逮捕された主人公と警察との間の緊迫したロジックバトルを描いたPSPアドベンチャー『遠隔操作真実への23日間』
ストーリー
主人公・斉藤光志(プレイヤー)は、殺人事件の容疑者として突然逮捕される。
が、当日の記憶は酔いつぶれていて一切ない。
留置場に拘束されることになった光志の元へ、最初に接見に訪れたのは、現弁護士で元彼女の新城法子だった。
光志は、拘留中に身動きが取れない自分の代わりに、無実を証明するための手がかり(クルー)集めを、担当弁護士となった法子に依頼する。
<取調室>という名の密室で、頭脳明晰な刑事・三浦正信を相手に、日々繰り広げられる尋問。
自らの冤罪を証明するため、三浦から出される尋問に、どんな手がかり(クルー)を得て、どのタイミングで出すのか。
手がかり(クルー)の出し方一つ一つが、自らの人生を左右する緊迫のロジックバトル!!
リミットは拘留期限の23日間。
限られた時間の中で、真実を得るための戦いが始まる・・・。(公式ぺーじより)
システム
ゲームは捜査パートと尋問パートに分かれている。
捜査パートでは弁護士の法子にどのような捜査をするのかを指示する。
どのような指示を出すかによって、かかる時間や得られる手がかりが異なるためストーリーには大きなインパクトが及ぶ。
尋問パートでは得られた手がかりを刑事の質問の中でいかに的確に提示できるかが鍵になる。
本作品は公判での検察官との戦いを描いたものではなく、取調べの段階での刑事との戦いを描いた点でエポックメーキングであるといえる。
またその描写はゲームとしての楽しみを出しつつ、非常にリアルであるという点も注目に値する。
あなたは無実の罪を晴らすことができるだろうか。