プサイ 2011年02月23日 20:20:18投稿
雑談
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プサイ No.11091976 2011年07月03日 17:37:57投稿
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プサイ No.11101942 2011年07月08日 21:51:04投稿
プサイ No.11103577 2011年07月09日 19:05:54投稿
プサイ No.11106022 2011年07月10日 17:09:11投稿
プサイ No.11109377 2011年07月12日 13:33:40投稿
プサイ No.11111571 2011年07月13日 19:18:31投稿
プサイ No.11112876 2011年07月14日 19:02:26投稿
プサイ No.11114331 2011年07月15日 20:34:08投稿
プサイ No.11114932 2011年07月16日 09:04:11投稿
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プサイ
No.11091976
2011年07月03日 17:37:57投稿
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そのテロリストは首を押さえ、そのまま倒れてしまった。
私は何があったのか、どうしたらいいか分からずしばらく固まっていた。
辺りを見回すと隊員達の数はごくわずかになっていた。
中には私の姿を見た瞬間、逃げ出す隊員までいた。
だが、私は人間の形をしているし、外面的には問題は無かった。
ジェニファー:(まさか・・・あの機械のせいで
一時期ゾンビのようになっていたのだろうか・・・)
カウンターテロリストの集合地点では増援が来ていた。
どうも現在戦っている隊員では話を聞ける状況じゃなさそうだった。
仕方なく、増援の隊員から戦況を聞くことにした。
ジェニファー:核は・・・核はどうなったの!?
戦闘状況は!?
隊員:核はもう発射されています・・・
その上、押されています。
ですが、死を覚悟して戦場に出るしかありません。では。
そう言ってさっさと行ってしまった。
アーノルド:やっとつながった!
ジェニファー:アーノルド!今どうなってる!?
アーノルド:こっちが聞きたいよ!
しばらくつながらないから心配したよ!
簡単に説明すると、核は撃たれてしまった。
多めに見てもあと3分程度で核は連合に着いてしまう。
ジェニファー:そんな・・・
アーノルド:いいにくいんだが・・・
もう・・・無理だ・・・核は防げない。
仮に機械を見つけても、そこから遠ざけるのに5分はかかる。
今すぐ対核用防空壕に逃げるんだ・・・
私は黙って無線を切った。
確かに無理だ・・・
どんな方法でも3分以上はかかってしまう。
私は防空壕へ向かった。
地図が渡されていたため、場所は簡単に分かった。
その防空壕は古臭く、南京錠がかかっていた。
サビがひどく、べレッタで打ち壊した。
・・・よく考えれば今始めて銃を使った。
私は・・・本当に何をしているのだろうか。
あれほど必死に「核を止める」なんて言って、一体何ができた?
自分を責めながら防空壕へ潜った。
防空壕へ入ってから1分もしない内に言葉では表現できないほどの
大きな爆音と揺れが襲ってきた。
しばらくして防空壕から出るとそこは核落下前から100年以上は経ったのではないかと
思ってしまうほど廃れた町と化していた。
周りを見渡しても、遠くが見えるほど何も無かった。
そう。何もないのだ。
建物も無い。人も無い。ゾンビも居ない。
その時無線がかかってきた。
アーノルド:無事か!?無事なら応答してくれ!
ジェニファー:私は無事よ・・・でも・・・
アーノルド:ものすごくまずい事になってきた。
急いでプラントに戻るぞ!
あ・・・ヘリを出す。待ってろ!
2010.12.6.AM7:00 海上プラントにて
アーノルド:起きたか。
ジェニファー:あら・・・私寝てた?
アーノルド:そんなに疲れてたのかよってぐらい寝てたぞ。
ジェニファー:それで、話は何?
アーノルド:ナターシャから聞いた事なんだが・・・
もう実験は最終段階へ行くそうだ。
チェ・ジユンの奴、パラソル社に戻りやがった。
しかもだ、どういう訳か俺らに濡れ衣がかかってる。
ジェニファー:濡れ衣・・・!?
アーノルド:どう説得したのか分からない。
だが、国・・・いや、世界は俺らが核を作ったと思っている。
ジェニファー:何を根拠に!?
アーノルド:DA☆KA☆RA
理由は分からない。だが、ここに居ればいずれ殺されるのは間違いない。
それに、やはり戦争も起こる。
ジェニファー:日本が宣戦布告も無しに、核をよりによってアメリカに撃つから・・・
というか、日本が核を持っていること自体おかしいし・・・
仕方の無い事ね・・・。
アーノルド:俺たちに残された選択肢は無い。
パラソル社に向かうしかない。
そして、チェ・ジユンの目的を確認し、止める。
ジェニファー:なら、早く行動を起こした方がよさそうね。
行きましょう。
これが、私たちの最後の任務よ。
アーノルド:最後ってどういうことだ?
ジェニファー:どうせチェ・ジユンを倒しても現状は変わらない。
世界に追われる事になるし、核が落ちたと言う現実は変えられない。
アーノルド:そうだな・・・
じゃあできる限り早く終わらせよう。
どうせいずれやらなきゃいけないなら早く終わらせた方が確かに特だしな。
ジェニファー:準備もできないし、これでいいね。
べレッタをアーノルドに見せた。
どうせ防具も武器もこのプラントには無い。
準備をするにできないのだ。
ヘリはプラントを離れ、パラソル社へ向かった。
どうせ現実は変えられない。
過去はどうしようもできない。
だが、未来はいくらでも変えられる。
自分が今、どれだけ努力するか
その努力の量によって未来はいくらでも良い物に変えられる。
今、努力すべき事。
チェ・ジユンの野望を打ち砕き、世界の終わりを止める。
私の最後の任務はもう始まっている。
プサイ
No.11101942
2011年07月08日 21:51:04投稿
引用
どうしてそんな事がいえるのか、それは後ろに見たことの無い戦闘機が迫っていたからだ。
アーノルド:おい・・・ありゃなんだ!?
何処の軍から来たんだよ・・・
ジェニファー:この距離だったら無線で繋がるんじゃない?
アーノルド:よし・・・やってみよう・・・
アーノルドはしばらく無線をいじっていた。
彼は驚きのスピードで繋げたらしく、もう声が聞こえていた。
アーノルド:何処の軍だ?何が目的だ!?
???:何処の軍?
我々は何処にも属していない。
完全に独立した軍だ。
アーノルド:軍の名称は?
???:聞いた方から何者か言うべきじゃないのか?
それが礼儀って物だろ?
アーノルド:俺らも軍じゃない。
元SASだが今は追われている身だ。
中にジェニファーという女性もいる。
???:なるほど。あの二人か。
我々はバンガードカンパニーという。
目的はパラソル社の破壊。
アーノルド:そりゃ都合のいい話だ。
俺たちもパラソル社に向かっている。
???:なら少し話さないか?
安全な場所がある。
アーノルド:・・・
ジェニファー?どうする?
ジェニファー:協力者は多い方がいい。
話ぐらい聞きましょう。
アーノルド:じゃあそこに行こう。
連れて行ってくれ。
???:了解だ。こっちに来い。
そう言って後ろにいた戦闘機は前に進み、誘導を始めた。
ついていくと倉庫のような所に着いた。
???:ここが我々バンガードカンパニーの倉庫だ。
まぁ、基地でもあるがな。
アーノルド:そうだ、名前を聞いてなかったな。
???:名前なんて無い。コードネームならあるが?
コードネームならZER0だ。
ジェニファー:ZER0!?
ZER4と何か関係が?
ZER0:ああ・・・知っているが詳しくは話せない。
アーノルド:とりあえず、俺らはどうすればいい?
ZER0:目的が全く同じ、パラソル社の破壊なら俺らと一緒に行動してくれればいい。
そういって隊員と思われる人達を呼んできた。
青っぽい服でマスクをつけた人
青のごっついアーマーを着ている人
白の服でフードを被った人
薄緑の福でヘッドアーマーを着けた人
だが、この4種類の人が大勢いた。
姿はこの4種類しかなかった。
体格も、身長も、この4種類。
ZER0:実際、まだ沢山いるんだけどな。
それから行動日時だが2月に入ってからにする。
ジェニファー:どうして!?
そんな遅かったら・・・
ZER0:君たちの身の安全は保障する。
政府軍がこのバンガードカンパニーを襲えるなんて思えない。
それに・・・
ジェニファー:それに・・・?
ZER0:パラソル社で実験が行われるのは2月に入ってからだ。
それまでに潜入しても何も分からない。
アーノルド:どうしてそこまで詳しいんだ?
ZER0:パラソル社とはいろんな意味で関わり深いからな。
それまでの間、ここでゆっくりしていってね!
そう言ってまた何処かへ行ってしまった。
ジェニファー:仕方が無いわね。
2月まで待ちましょう。
彼ら、強そうだし、一緒に戦った方が絶対に有利よ。
アーノルド:そうするしかないな。
プサイ
No.11103577
2011年07月09日 19:05:54投稿
引用
今年は人生最悪の年越しになってしまった。
簡潔にまとめよう。
作戦は決まった。
バンガードカンパニーの隊員達と共に進み、実験の内容を確認
その後、チェ・ジユンを可能であれば捕獲。
そしてパラソル社について片っ端から聞く。
・・・いわゆる拷問ってヤツだ。
万が一、抵抗が激しい場合はその場で処刑も考えられる。
これまではいいのだが、その説明、細かい突入方法等
私たちには関係の無いことまで説明され、結局年末になってしまった。
いや、これならまだいい。
最悪な事に私とアーノルドがここにいる事がバレたのか
それともパラソル社がこの倉庫を発見したのか
それは分からない。
だが、政府軍から宣戦布告があったのだ。
「年末までに全員降伏しない場合は年明けに襲撃する」と。
当然降伏する者など誰も居ない。
それどころか隊員達は戦う気満々である。
ZER0:いいか、俺らはパラソル社を止める。
まぁ俺たちが行けば倉庫には近づけないだろう。
問題は政府だ。政府がこの倉庫に来る。
テロリスト達をできる限り呼んだから対処してくれ。
ジェニファー:あなた達がやればいいんじゃないの?
ZER0:政府なら簡単に潰せる。
パラソル社の奴らに今、この倉庫に来られると
「いろんな意味」でマズイんだよ。
アーノルド:まぁいいじゃないか。
・・・こうしてかくまってくれてる訳だし。
ZER0:話が分かる人が居てくれてたすかるねぇ。
そういう事でよろしく。俺らはもう戦闘準備に入る。
テロリストもあと数分で来る。
じゃあこの倉庫を頼んだよ〜
そう言って何処かへ行った。
2011.1.1.AM8:00
確かに来た。政府軍だ。
テロリスト達も戦う準備は万全なようだ。
私は管理室のような部屋でひたすら戦況を見ていた。
3箇所に配置された監視カメラの映像を見ていると
そこにはナターシャの姿もあった。
ジェニファー:ん・・・?パラソル社の方に行ってないのか・・・?
そこにヌッとアーノルドが現れて突然言った。
アーノルド:もしかしてパラソル社の人も混じってたりして。
ジェニファー:驚かさないでよ・・・
アーノルド:悪いね。だが、本当かもしれないぞ。
ジェニファー:うーん・・・
ナターシャ、私たちがここに居るってきっと知らないわ・・・
アーノルド:現状として負けている。
ここは一つ、ナターシャと話してみたらどうだ?
ジェニファー:やってみましょうか・・・
ナターシャは運のいい事にテロリストの襲撃を受けない
トラック付近に居た。
試しに電話をかけてみる。
プサイ:ただし、携帯がある事については触れてはいけない。
ジェニファー:今倉庫の近く居るでしょ!
ナターシャ:突然ね・・・
もしかして・・・この中に・・・?
ジェニファー:そうよ!このままだと殺されるわ!
ナターシャ:あ・・・分かったわ・・・
何とか説得してみるわ・・・
数分後、本当にカウンターテロリストは撤退した。
アーノルド:ナターシャってそんな偉いのか?
みんな退却しちまった・・・
ジェニファー:とりあえず感謝しておきましょう。
どういうコネ使ったか分からないけど・・・
アーノルド:そういえばもう年は越したのか・・・
ジェニファー:そうね。もう2011年ね・・・
2011.1.1.PM4:41
ZER0も帰ってきた。
ジェニファー:あれ・・・?他の隊員達は・・・?
ZER0:溶けた。
そういい残してまた何処かへ行ってしまった。
・・・溶けた?
アーノルド:溶けた・・・って何だ?
ジェニファー:さぁ・・・?
そこにまたZER0が戻ってきた
ZER0:悪いが、俺は政府に協力することにした。
ジェニファー:え!?どういう事よ!?
ZER0:ZER4もお前らと同じように亡命をするらしい。
そのサポートだよ。
この俺が政府なんかと手を組むか!?
むしろSASの総司令官を殺してやる。
ジェニファー:それはいいザマだ。
私を散々こき使った上に裏切るなんて・・・
私はそういう事で納得し、反論しなかった。
ジェニファー:で、さっき言った溶けたって何?
ZER0:奴らはクローンだよ。
やろうと思えばいくらでも作れる。
アーノルド:クローン!?何処でそんな技術を・・・!?
ZER0:まだ開発途中だ。だから、一戦すりゃ時間切れで溶けてなくなってしまう。
せいぜい5,6時間って所か・・・
私たちは再び黙った。
バンガードカンパニーは予想以上に危険な組織だと思った。
プサイ
No.11106022
2011年07月10日 17:09:11投稿
引用
政府もパラソル社も攻撃をしなくなった。
政府はナターシャが黙らして
パラソル社はきっと実験の準備のためだろうか・・・?
2011.1.20.AM10:00
ZER0は倉庫を出て行った。
アーノルド:ついに行ったか・・・
ジェニファー:あとは2月を待つだけ・・・
クローンは確かに6時間程度で消えるが
自分でクローンを増やしているため数が減る事は無かった。
実際、増える瞬間は見たことが無いが・・・
勿論溶ける瞬間も。
2011.1.23.PM5:31
暇すぎて通信室の通信内容を盗み聞きしていると
SAS総司令官の暗殺成功が報告れた。
ZER0が直接殺したらしい・・・
だが、当然悲しくなんかなかった。
むしろこの日を楽しみにしていたぐらい・・・
と思っていた所に再びヌッとアーノルドが現れた
アーノルド:人の死をよろこぶなよ・・・
たとえ嫌いな人でも・・・
ジェニファー:え・・・?(心が読めるのか・・・?)
どうして分かっ(ry
アーノルド:声に出てんだよ!声に!
ジェニファー:だからと言って脅かさなくても・・・
アーノルド:訂正させてもらうが、前回も含めて驚かしてない。
むしろ呼びかけてもジェニファーが無視するから・・・
ジェニファー:全然気がつかなかった・・・。
アーノルド:まぁいいさ。
とにかく、人の死を喜ぶなよ?
ジェニファー:りょーかい・・・。
2011.2.1.AM3:00 倉庫出発
時の流れは早い。
楽しい時ほど流れは早いと言うが、それでは私は今
この状況を楽しんでいるのだろうか・・・?
感じなくても、時の流れが早いのであればそういう事だろう・・・
バンガードカンパニーのヘリに乗ってパラソル社へ向かった。
中は、プラントの狭っ苦しいヘリとは大違いだった。
広く、自由に動け回れそうだった。
しっかりと仮眠できるようなベッドもあった。
中にはパイロット、私、アーノルド、あとはそれぞれの兵士が乗っていた。
青アーマーはタイタンというらしい。
主に重火器を扱う。
そして緑仮面がランサー。
ビックリな事にロケットランチャーを扱う。
フードがゴースト。
狙撃士で100発100中の命中精度を誇る。
そしてマスクがトゥルーパー。
アサルトライフルを使いこなす突撃兵。
と、まぁZER0に教えられた事を思い返していた。
2011.2.1.AM6:37 パラソル社到着
ついに来た。
ここへ来るのはこれで3度目になる。
ナターシャと来た時
アーノルドと会った時
そして今日・・・
ついに決着がつく。
複数のヘリが到着しトゥルーパーが次々とヘリから降りて突入していった。
後に続いて私たちも入った。
中は以前よりきれいになっていた。
あの不気味なポッドも何処かへ移動されていた。
そのかわりにコンテナがたくさん詰んであった。
線路があるが、貨物列車の一つも見えない。
奥へ進むとトゥツーパーがセキュリティドアのせいで詰まっていた。
トゥルーパーA:誰かC4でも持っていないのか?
トゥルーパーB:これか?
トゥルーパーA:よし・・・ここに貼り付けて・・・
全員離れろ!
そうしてドアを吹き飛ばした。
警報が鳴ってしまい、警備兵が何人か来た。
だが、こちらの勢力が圧倒的に多く
すぐに警備兵を蹴散らした。
そのすぐ先にもセキュリティドアがあったが警備兵が来たため
開きっぱなしになっていた。
右には車庫につながる通路があり、その先には戦車が止めてあった。
ジェニファー:どうしてこんな物が・・・
アーノルド:何処かの軍から盗んできたんだろ・・・どうせ・・・
車庫に用は無く、全員まっすぐ行った。
どうやら外に出た。
既に日が出ていて、明るかった。
またセキュリティドアで詰まってしまった。
今度は指紋認証でどうしようもなかった。
C4でも破壊不可なドアだった。
トゥルーパーC:よし。こっちから回ろう。
別の通路があったらしく、一人言えばみんなが動いた。
ジェニファー:私、もう少しこのドアを調べるわ。
アーノルド:そうか。じゃあ俺はあいつらの援護をしてくる。
アーノルドはそのまま走り去った。
ドアをいじっているとドアの奥から声が聞こえてきた。
???:どれだけいじっても開かないわよ。
その声はナターシャだった。
ジェニファー:ナターシャ?いるなら開けて!
ドアからピッという音がしてドアが開いた。
ジェニファー:チェ・ジユンは!?
あいつは何処にいるの!?
ナターシャ:焦りすぎよ・・・
地下で何かしているわ。
新しい実験材料がどうとか言ってたし・・・
ジェニファー:何処から行ける!?
ナターシャ:チェ・ジユンは逃げないわよ。
むしろ待ってる。
だから落ち着いて。
ジェニファー:あなたも来るわよね?
ナターシャ:悪いけど、外部からの援護って事で。
万が一の事を考えてまだ私はチェ・ジユンに接触しない。
ジェニファー:そう・・・じゃあ頼むわ・・・
内心不安だった。
一人で戦う事になるなんて・・・
アーノルドも向こうの援護に行ってしまったため、呼び戻せない。
通信機は電波障害で使えなかった。
ナターシャについていくとエレベーターの前に着いた。
ナターシャ:ここよ・・・
ここで地下に降りればいいわ・・・
ジェニファー:じゃあ・・・行ってくるわね・・・
ナターシャ:これ持って行って。
通信機を渡してきた。
ナターシャ:この通信機は特殊な電波だから妨害はされない。
これを使って援護するわ。
ジェニファー:ありがとう・・・
ナターシャ:大丈夫。あなたはこんな所では死なない。
ナターシャの言葉に狂いがあったように思えたが
エレベーターに乗った。
プサイ
No.11109377
2011年07月12日 13:33:40投稿
引用
片方のドアは歪みが激しすぎて開かなかった。
ジェニファー:地下はそうとうガタがきてるわね・・・
パラソル社の入り口にあったポッドはこちらに移動していた。
壊れている物、中が見えている物、沢山あった。
くずれないか心配になったがそんな心配はすぐに吹き飛んだ。
目の前にチェ・ジユンが現れた。
こちらに銃を向けている。
チェ・ジユン:ここまで追ってくるなんてしつこいわね・・・
しかも、よりによってバンガードカンパニーなんかと一緒に!
ジェニファー:そんなに都合が悪いのかしら?
チェ・ジユン:当たり前よ!
あんな腐った会社、無ければ私はこんな事をせずに済んだ!
私は!私は普通の生活ができた!
ジェニファー:ずいぶんとオーバーに言ってくれるわね。
ゾンビになった人たちはあなたのせいで人でなくなったというのに。
チェ・ジユン:お前なんかに何が分かる!?
これは救済だ!
腐れきった人たちを浄化するための救済策だ!
私の過去・・・いや、未来をしらないくせに偉そうに・・・
ジェニファー:地球温暖化は今から頑張れば止められる!
わざわざ寄生虫の力なんて・・・
チェ・ジユン:あら?まだ信じてたの?
私はドキッとした。
アリスから聞いたあの話・・・
チェ・ジユン:地球温暖化・・・確かに未来では深刻だわ。
でもそれが理由じゃない。
ジェニファー:嘘をついたのね!?
アリスを犠牲にしてまで!!!
問答無用で撃った。
当然のようにチェ・ジユンは避けた。
チェ・ジユン:話している途中で撃つなんて・・・
全く・・・無礼な人だわ・・・
ジェニファー:嘘をつくほうがもっと無礼よ!
そう言って3発連続で撃った。
当然避けられ、後ろのポッドに直撃してしまった。
中からはSASの兵士が転がってきた。
死んでいるのか、気絶しているのかは分からない。
ジェニファー:私が思うにはあなたの過去よりも
今のあなたの方がひどい事をしていると思うんだけど?
平気で人を実験材料にして・・・
チェ・ジユン:残念だけど、もっと酷いわ。
こんな事、まだ軽い方だわ。
その時、エレベーターの到着音が聞こえ、アーノルドが出てきた。
アーノルド:待たせたな!
これで2VS1、こっちが有利だろ?
ジェニファー:どうせまだあきらめるつもりなんて無いんでしょ?
チェ・ジユン:人が増えた所で現状は変わらない。
二人がかりで撃ったがそれでもチェ・ジユンはかわした。
アーノルド:こいつ・・・どうなってるんだ?
というより、どうしたら攻撃が当たる?
ジェニファー:分からないわ・・・
なんとかコレを打てれば・・・
アーノルドにFウィルスを見せた。
打つことができればTウィルスによる力を消す事ができる。
ここで通信機から無線が入った。
ナターシャ:一つ言いたいことがあるわ。
チェ・ジユンは攻撃をかわしていない。
攻撃を受けて、高速で回復、再生してるのよ。
しかも、痛みを感じてないからまるで避けているように見える。
この二つはTウィルスの力だから・・・
もう言いたい事は分かるわね?
ジェニファー:でもあれじゃあ近づけない!
ナターシャ:悪いけど・・・そこは自分で考えて!
そう言って無線を切られてしまった。
なんだかんだで向こうも焦っているようだった。
アーノルド:チェ・ジユン!お前は何を知っている!?
未来について話してみろ!
チェ・ジユン:な・・・!?
アーノルド:言え!言うんだ!
それじゃあ何も分からない!
チェ・ジユン:あ・・ああぁ・・・
ジェニファー:(様子が変だ・・・)
アーノルド:未来で何があったと聞いてるんだ!
言わないなら・・・
チェ・ジユン:やめろおおおおおおおぉぉぉぉ!!!!!
突然叫びだし、その場で座り込んでしまった。
アーノルド:え・・・?俺、何かしたか・・・?
あ・・・!チャンスだ!ジェニファー!
チェ・ジユンに走り近づき、首に注射を打った。
チェ・ジユンは首を押さえ、叫び始めた
チェ・ジユン:どうせ・・分からない・・・
私の努力を・・・俺の・・・怒りを、苦しみを、憎しみを!!!
アーノルド:まずかったか・・・?
ジェニファー:口調が変わった・・・?
プサイ
No.11111571
2011年07月13日 19:18:31投稿
引用
どうしてここに居る・・・?
アーノルド:どうして・・・?
何がなんだか分からなかった。
ただ、標的がアーノルドになっている事は一目瞭然だった。
チェ・ジユン:一つ聞くが、お前の娘はどうなっていると思う?
アーノルド:あっ!!!
そうだ・・・私も忘れていた。
アーノルドは娘を一人にして私に長い間協力してくれていたのだ。
本人ですらすっかり忘れていたようだ。
チェ・ジユン:「ある」組織に捕まえられ、実験材料にされている。
アーノルド:そんな・・・
俺のせいで・・・シェリーが・・・
チェ・ジユン:ジェニファー、お前のせいでもあるぞ。
だが、心配はいらない。
「過去をやり直せばいい」そうだろう?
そう言ってアーノルドの方を向いた。
その瞬間、あたり一面に強い光が走った。
光が消えたときにはアーノルドは居なくなっていた。
ジェニファー:アーノルドに何を!?
チェ・ジユン:記憶の修正は終わった。
これで娘は助かった。
ジェニファー:何をしたと聞いてるんだ!
チェ・ジユン:ようするに、私が過去へ行き
お前とアーノルドが出会わなかった世界に変えたのだ。
アーノルドのことを知っているのは俺とお前だけだ。
ジェニファー:(タイムスリップ・・・?やはり同じ手段でアリスも・・・?)
チェ・ジユン:さっき言った通りだ。
俺は過去をやり直しに来た。
過去を修正し、未来を変える。
それが俺がこの時代に来た理由だ。
ジェニファー:未来がどうこう言ってるけど結局は大勢犠牲になってる!
あなたの自己中な考えで・・・
チェ・ジユン:もうその台詞には飽きた!
せっかく開放されたんだ・・・
少しぐらい暴れても問題ないよなぁ?
そういったとたんにチェ・ジユンは苦しみだした。
頭を抑え、ふらついていた。
チェ・ジユン:だめ・・・もう・・終わりに・・・ウグッ!
お前が・・そういう性格だから・・・・自分が・・痛い目に・・
またしても通信が入った。
ナターシャ:うーん・・・
この状況から考えられるのは多重人格・・・
これは私にも気がつかなかったわ。
まぁ口調で区別はつくでしょ。
ジェニファー:多重人格・・・!?
あ、突然だけどアーノルドって知ってる?
ナターシャ:そんな話してる場合!?
ていうか誰よ!?その・・・アーノルド・・?
通信を切った。
やはり過去は変えられたのだ。
チェ・ジユン:クソ・・・今度こそ・・・
銃を向けてきた。
私も銃を構えた。
またエレベーターから到着音が聞こえ
今度はバンガードカンパニーが来た。
トゥルーパーD:ここは俺らに任せろ!
私は黙って下がった。
チェ・ジユン:来たな・・・バンガードカンパニー!
ここで全ての借りを返してやる!
次々とチェ・ジユンは撃ったが、数が多すぎて勝ち目がなさそうだった。
その上、エレベーターからまだ来る。
ここでランサーのロケランが飛んできた。
チェ・ジユン:ふん・・・次こそ必ず潰してやる・・・
再び光が走った。同時にロケランが壁に当たり、爆発した。
チェ・ジユンは居なくなっていた。
恐らく、タイムスリップして私がここに来る前に戻ったのだろう。
ジェニファー:逃がしたか・・・
でももう形勢はこちらが有利ね。
あとは時間の問題・・・
トゥルーパーF:続きは明日にして、今日は撤退しようか・・・
第一、実験は明日なのに今日突入してよかったのか?
トゥルーパーD:しまった・・・
すっかり忘れてた。隊長に怒られちまうよ。
私には関係なさそうだったのでエレベーターで地上に戻った。
プサイ
No.11112876
2011年07月14日 19:02:26投稿
引用
メインコンピュータルームから声が聞こえてきた。
恐らく、ナターシャとチェ・ジユンの声だ。
チェ・ジユン:ナターシャ、教えてあげなさい。
ナターシャ:パラソル社の切り札、それは・・・
しばらく沈黙があったが・・・
ナターシャ:チェ・ジユン!お前だあああ!!!
思わず私は飛び上がった。
続いて悲鳴が響く。
チェ・ジユン:な!止めなさい!ぐわあああ!!!!
急いでメインPCルームへ行った。
そこにはナターシャと倒れているチェ・ジユンがいた。
ジェニファー:チェ・ジユンに何をしたの?
ナターシャ:Fウィルスを打った。
ジェニファー:もうFウィルスは私が打ったのよ?
またFウィルスを入れたら・・・
ナターシャ:暴走し、フォボスへと化す。
そしてチェ・ジユンを担いで外へ出した。
ナターシャと私は銃をチェ・ジユンに向けた。
ナターシャ:残念ね。ここで全て終わりよ。
チェ・ジユン:終わり・・・ねぇ・・・
命乞いしてる訳じゃないけど
ここで私を殺さなさければ世界は救われる。
殺せば世界はバンガードカンパニーによって終わる。
ジェニファー:未来予報のつもり?
そんな事言っても同情はしないわ。
チェ・ジユン:命乞いでは無いって言ってるでしょ?
それに未来予報じゃなくて、本当に起こってる事。
あなた達には分かるわけが無い未来・・・
ナターシャ:たとえ、あなたが本当に救世主だとしても
今までやってきた事は極刑に値する。
ましてや、核を落として世界を混沌の渦に入れるなんて・・・
チェ・ジユン:何も分かって無いくせに勝手な事言わないでよ・・・
核を撃ったのは政府、仕込んだのはWP。私じゃない。
しかも、カウンターテロリストは被害に合ってない!
ジェニファー:何を言ってるのよ?
チェ・ジユン:いい?あれはZER4の覚醒実験とクローン兵器の実戦よ。
あそこに居たカウンターテロリストは全員ZER4のクローンよ!
たしかにZER4は居たけど、彼は彼で新しい力を手に入れてる。
すなわち、クローンは失敗したけどZER4は成功したのよ!
ナターシャ:結局、放射能、衝撃波等の二次被害は相次いでいる。
チェ・ジユン:もう・・・あなた達にいう事はないわよ・・・
どうせ・・・言っても理解してくれない。
私がどれだけ助けを求めてもみんな敵。
殺せばいいじゃない・・・こんな女・・・
私だって平和を望んでいた。
こんな人生、終わりにしたいっていつも思った。
でも、未来であれほど沢山の人が苦しむなら
たとえ私の身が滅びようともかまわない!
過去を修正すれば未来は変わると信じていた!
どうしてあななた達は邪魔をする?
ナターシャ:理由はただ一つ。あなたが「悪」だから。
チェ・ジユンはもう感情を抑えきれないようだった。
怒り、苦しみ、悲しみ、何が原因か分からなかったがかなり震えていた。
ナターシャ:もう終わりにしましょう。
ジェニファー、あなたが撃ちなさい。
私は銃をチェ・ジユンに再び向けた。
チェ・ジユン:やっと開放される。
人体という名の牢獄から。
未来という名の地獄から。
仲間という名の・・・裏切りから!
私は撃った。
チェ・ジユンの頭に当たり、その反動でチェ・ジユンは崖から落ちた。
ジェニファー:しまった!
この下ってZER4達が通る倉庫じゃない?
ナターシャ:そうね・・・ZER4達に知らせましょう。
私たちは再びメインPCルームに来た。
ナターシャはマイクに向かって話し始めた。
ナターシャ:チェ・ジユンにはFウィルスを入れました。
ZER4:何だと!?
ナターシャ:彼女は不適合者。フォボスに変異しました。
私はあなた達を殺すつもりはありません。
彼女が人間だと面倒なことがある。
投与した理由はただそれだけです。
検討を心から祈ってますよ・・・
ナターシャはマイクのスイッチを切り、つぶやいた。
ナターシャ:ジャック・・・ごめんなさい・・・
ジェニファー:ジャック?
ナターシャは突然私に向けて銃を構えた。
ジェニファー:ナターシャ・・・?何のつもりよ?
ナターシャ:あなたにも全てを話さないといけないわね・・・
プサイ
No.11114331
2011年07月15日 20:34:08投稿
引用
あれは気がついたと思うけどあなたよ。
ジェニファー:多分そうだと思った。
ナターシャ:ゾンビに変異したあなたのデータが未来で使われ
過去である今に送られたのよ。きっと。
ジェニファー:どうせチェ・ジユンが未来から持ち込んだんでしょ?
ナターシャ:とにかく、今あなたをここで殺せばそのデータは無くなる。
つまり、未来は変わるのよ。
ジェニファー:私のデータだけで?そんな事があるわけが・・・
ナターシャ:あるのよ。あなたには50%だけどTウィルスを操れる力がある。
ジェニファー:どういう事よ?
ナターシャ:簡単に言えば私が完全にウィルスを操れる人間だからよ。
ジェニファー:え?どういう事?
ナターシャ:ZER4も適合者。彼も50%扱える。
いい加減察してよ・・・
ジェニファー:そういえば、ZER4とナターシャって・・・
ナターシャ:親子関係よ。ZER4の本名はジャック・レックス。
私はナターシャ・レックス。
ZER4が50%操れるのは私の遺伝子を半分受け継いだから。
私は恐ろしくなってきた。
私にもこの先、ナターシャが口にする真実が見えたからだ。
ナターシャ:もう・・・分かったでしょ?
あなたは・・・私の・・・娘だから・・・
ジェニファー:嘘でしょ・・・?だって今まで・・・
幼馴染だって・・・
ナターシャ:もし、私の体内に幼い時から卵子があり
体外受精を行い、そのまま育てたとしたら?
ジェニファー:まさか・・・母体も無しに子供を作るなんて・・・
ナターシャ:もし、世間に名が広がっていない若き天才科学者が
私のTウィルス制御の力を見出して子供を作ろうと計画したら?
ジェニファー:それは・・・
(天才科学者って・・・レックス博士・・・?)
ナターシャ:もし、母体が無くても子供が作れるシステムを
その科学者が作り上げたとしたら?
名が広がっていないなら世間にも出回らない極秘の研究だったら?
ジェニファー:私の質問に答えてよ・・・
私たち、年齢もそう変わらないでしょ?
ナターシャ:私とあなたは4歳の差。
たった4年よ?
私は3歳で思春期を迎えていたとしたら?
そこからおよそ一年あれば子供はできる。
ジェニファー:まさか・・・思春期が3歳で・・・?
ナターシャ:前例はあるわよ?(本当にあります。)
ジェニファー:じゃあ・・・本当に私の母親・・・?
ナターシャ:とどめで言うならあなたの親は何処に?
いないでしょう?
だって、私が親だから・・・。
ジェニファー:親なら・・・子にこんな事しないでしょう?
私は泣きそうだった。
全てが恐ろしかった。
ナターシャ:私だって嫌よ!
ジャックにあれほど酷い目にあわせた!
目の前で実験材料になっても指をくわえて見てるしかなかった!
それでもチェ・ジユンを倒すために我慢した!
今だって私は撃ちたくない!
でも、ここで歯止めをかけなきゃそれこそ未来が・・・
私は失望した。
一瞬ナターシャのすばらしい親子愛が見えたような気がした。
だが、よく考えてみればこんな「愛があふれていそうな」文章も裏を返せば
未来>子供
ではないだろうか?
ナターシャ:大丈夫・・・ZER0を倒したら私も後を追う。
ジェニファー:ZER4は・・・?
ナターシャ:彼もダメよ・・・
私たちと同じ、政府に追われている身。
バンガードカンパニーにも追われている身。
ジェニファー、あなたも思うでしょ?
これ以上生きていて何ができる?
私は失望とでは言い表せない感情に陥った。
「これ以上生きていて何ができる」
これほど重く、苦しい言葉は無かった。
ナターシャの顔は悲しみで歪んでいた。
だが、ハンドガンのトリガーにかかってる人差し指に
力がかかりかけている所を見て、私は死を覚悟した。
騒音。
それしか言いようの無い音がした。
ナターシャが持っている銃から出る弾。
それは私の額を撃ちぬいた。
ナターシャは私を撃つとすぐさまそこから逃げ出した。
痛くない。苦しくない。辛くない。
だって、もうTウィルスにやられているから。
だが、思考さえ消えてしまう前に
本当に自分にやるべき事は無いか考えた。
核。
日本は意味も無くアメリカに撃った。
きっとただじゃ済まされない。
未来。
バンガードカンパニーが原因でチェ・ジユンはあんな事を・・・
という事は、未来にもバンガードカンパニーは存在していた・・・?
ナターシャ。
これからどうするのだろうか?
ZER0を倒したら後を追う・・・
それで罪滅ぼしと思ったら大間違いなのに・・・
ところがまるでナターシャが話しかけているように次々と言葉が浮かぶ。
「政府、バンガードカンパニーに追われる。逃げ場は無い」
「私たちにできる事は終わったのだ」
「ゾンビになるまで『あと何秒』だ?」
「チェ・ジユンさえ倒せればいい と言ったのは誰だ?」
私は誰も話しかけていないのにそんな言葉が聞こえ、おもいっきり
「うるさい!」
と言おうとしたが言葉が出なかった。
そのかわりにゾンビらしいうめき声が出た。
手を伸ばしてみるともう腕は腐りかけていた。
ジェニファー:(これほど努力したのに変えられたのはほんの一部・・・
こんな世界・・・早く終わってしまえ・・・)
ついにはこんな事まで考えてしまった。
そこへ、ハイヒールの音がした。
視界がぼやけているせいで顔はよく見えない。
だが、女性である事に間違いはなかった。
女性:人間に対する怒りは十分ね・・・
私の所に来なさい。
人間への復讐ができるわ・・・
私は拒否しなかった。
女性は黙って
手に持っていた注射器を私に打った。
女性:光が闇に包まれる時、それは強大な力となる。
「正義が正しく悪が間違っている」とは誰が決めたか。
時には正義が間違い、悪が正しい時もあるのに。
そもそも正義とは?どこまでが正義でどこからが悪か。
人は人である限りその定理を答える事ができない。
神で無い限り、答えは出せない。
だからこうして醜い争いを永遠と続けるのだろう。
…なんて世界は暗いのだろうか。
そういい残し、女性はライトゾンビと化したジェニファーと一緒に
強い光に包まれ、過去へ戻った。
----- the end -----
プサイ
No.11114932
2011年07月16日 09:04:11投稿
引用
プサイ:はい。ついに「あとがき」です!
ZER4:おいおい!?こりゃなんだ!?
プサイ:どうもまとめ方がうまくいかず・・・
後でプロの方々に全体的な意見をいただこう・・・
ZER4:とりあえず、俺らでも考えられる事を聞こう。
Q1:本当にこれでおしまい?
プサイ:ジェニファーによる裏物語はこれでおしまい。
Q2:続編は?
プサイ:現段階では考えていません。
出演者の中で問題を起こしている人がいまして
(ショックな事に2chにも晒されて・・・)
映画も含めてこれ以上作品を出すと多分反感を食らうだけだと思うので・・・
本当に申し訳ありませんが自重しようかと考えています。
撮影協力依頼もしてくださっているのに謝りきれない気持ちでいっぱいです。
全く関係の無い作品を出そうとは考えていますが・・・
Q3:最後の解釈は?
プサイ:ネタバレしますのでいつも通り、反転で。↓
最後の女性は勿論チェ・ジユン。ジェニファーにFウィルスを入れた。
ちなみにこの先は
ジェニファーはフォボスとなり、最後の糸口で登場する。
あのZER4と戦い、勝利してしまったフォボスはジェニファーだったという事で。
Q4:女性の言葉、ジェニファーの墜落についてkwsk
プサイ:女性は何が正しいかは誰にも分からないと遠まわしで言っています。
簡単に言えば、自分がやっている事は一見悪だが
本当は「とても意味のあること」だと伝えようとしてるのです。
ジェニファーは最後の最後で一気に世界が敵に思えた故に考えてしまった。
信頼の塊と言っていいほどの仲間であるアーノルドとは
どうしようもないほどに縁を断ち切られ
そして最後の希望だったナターシャ、母親だったという事実に困惑し
その上に子供より未来が大事という言動により失望。
つまり、自分以外が全て敵になってしまい
自分の人生が無駄だったと感じ
始めからこうなるなら世界は滅んだ方がマシだった
とふと考えてしまった。
という事です。
Q5:じゃあ今まで読んできた俺ら(読者)はなんだったんだよ!
プサイ:最後の最後で皆様にも失望を与えてしまった事にはお詫び申し上げます。
ですが、表で言っただけで実際のジェニファーの行動はとても活躍していました。
例ですがパラソル社地下のシャッター。
コレをおろしていなければZER4のパラソル社からの脱出は失敗していました。
他は実際、沢山隠してあるので言い切れませんが
気がつかないような細かい所まで設定したのですが・・・
気がつかないようにしすぎて本当に気がつかなかったりorz
ZER4:がぁ・・・
くどくど言い訳しやがって・・・
プサイ:すっきりしないですよね・・・
こんな終わり方・・・
正直、映画もやりすぎたと思いました。
核だとか育児放棄だとか生物兵器だとかさまざまな現代社会の現状に
目を向けた作品にしようと思ったのですが
最終的には裏切りによる心の変化が激しく
「誰を信じればいいか」というテーマになってしまいました。
ZER4:こんな作者ですがもし続編を期待してくださるのでしたら
小説の感想フォーラムでもメールを直接してくださるのでも構いません。
是非、教えてください。
プサイ:やはり続編を書くべきなのかは読者が一番知っていますからね・・・。
ZER4:ではそろそろ締めくくりましょう。
プサイ:作者、プサイより今まで読んでくださった皆様に感謝すると共に
えぇ…と思わせてしまう最後にしてしまった事をお詫びします。
(関係の無い)次回作は順調に作成が進んでいます。
BIOHAZARD IN CSOとは全く違うストーリー、舞台設定でお送りします。
多分、ライトノベルみたいになるかなぁと思ってます。
よろしくお願いします。
ZER4:小説に関する疑問も待っています。
不明な点がありましたら遠慮せずメールでも感想フォーラムで聞くでもいいので
是非お願いします。
ZER4:ふと思ったんだが、更新が無くなれば埋もれる一方だよね・・・?
プサイ:・・・!
ZER4:でも、無意味な更新はマナー違反・・・だよね?
プサイ:う・・・埋もれても作品の価値は埋もれないんだから!
ZER4:おぶええええええぇぇぇえ!!!!