レイ
ロイヤルソードのブランドカードを
ハルナ(当時のぽぽ)によりトラッシュ
された事に対して静かな炎怒をくべて
居る｡

ハルナ(=ぽぽ)
レイの持ち歌に惹かれ数えきれぬ
程プレイして来たが其の切り札を
全てトラッシュして仕舞った事を
後悔して居る｡

ミイハ
｢怖いみ恐いみコワイみぃぃ｣

レイの表情を見るなり､エルザの後ろに
素早く隠れるミイハ｡

エルザ
｢いきなり如何したの? 貴女らしくないわ｣

サイヤ
｢レイさまの微笑からは微かな影を感じ
ます｡きっとレイさまが心の内に秘める
ハルナへの唯一の心炎怒(シン・エンド)
要素でしょう｣

エルザ
｢心…炎怒…?｣

ミイハ
｢放っておくとバッドエンドに
成っちゃうみ…｣

サイヤ
｢今のレイさまの心の内では
痲樹(まき)が不十分な数故に
小さな心炎怒でおさまって居る様ですが
此れが何等かのキッカケで爆発的に
発火して仕舞えば消火は厳しく成りますね｣

エルザ
｢レイの心炎怒がくべられた要因は一体?｣

ミイハ
｢レイの持ちブランドカードをハルナが
全てトラッシュしちゃったかららしいみ…｣

サイヤ
｢レイさまも心の内の何処かで当時の
ハルナ即ちぽぽがキュートタイプの
コーデ収集に磨きを掛けて居たから
致し方無しと考えて居た様ですが
ハルナから詠響を受ける度に
どうして私だけが…と思う様に成った
みたいですね…｣

ハルナ
｢レイが怒るのは至極当然だ｣

だから俺は其の怒りを全て
受け止めた上で…レイを俺の遣り方で救う!

ハルナ
｢シロの言葉を借りるが､善シン善茘莞｡
レイ､俺をデスらせる"積もり"で掛かって
来い｡俺も本気でレイと向き靉(あ)うぜ｣

怒涙怒(ドルイド)｡

其れはハルナへの怒りで
自身が強く惹かれて居るエルザの事等
瞳中に無い状態に成る程のレイに
ハルナから与えられた肩書｡

実際にレイはハルナに対して怒りを
膨らませ､其れで涙を流して居た｡