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リチャードはなぜ、DASにアシュレイの指紋を登録したのか。
リチャードからアシュレイに送られてきた機械、DAS。画面にアシュレイの人差し指を押し付けないと起動しないためにアシュレイ以外の人は使用できないようになっている。
リチャードはどうして、指紋でチェックしようと考えたのだろうか。パスワード入力や身分証明カードを入れるという方法をとらなかったのはなぜだろうか。
パスワードという方法にすると、リチャードはそのパスワードもアシュレイに送らなくてはならない。もしそのパスワードとDASの両方を盗まれたら、他人にDASを使われることになってしまう。身分証明カードも送らなければいけないので同じことだ。指紋ならその心配はない。DASだけでアシュレイに送ればいい。誰かが途中でDASを盗んだとしても、アシュ例の指紋がなければ起動できないのだ。ただし、ひとつだけ疑問が残る。リチャードは11年もアシュレイと離れていたのに、どうやってアシュレイの指紋を登録できたかということである。指紋データをジェシカなどに持ってきてもらうとしても、その途中で第三者に奪われたら意味がない。また、無事に島までこられたとしても、ビルに気付かれてしまう危険もあるわけだ。
そう考えると、方法はひとつしかない。11年前、リチャードが最後にアシュレイと一緒にいたとき、つまりアナザー研究のために島に渡ってしまう前に、アシュレイの指紋を取っておくということだ。指紋の取り方は簡単だ。専用の機械にアシュレイの指を押し付けて、記録ボタンを押せばいい。しかしそのような特殊な機械を、そう都合よく持っているものだろうか。これも簡単で、リチャードはもともと指紋チェックシステムの研究者だったのだから、持っていて当然だ。つまりリチャードは11年前、当時三歳だったアシュレイと別れる前に指紋を取っていったことになる。そしてそのことからとても重要なことがわかる。それは、リチャードがアナザーの開発を再開するとき、最初からアシュレイだけが使えるようなシステムにするつもりだったということだったということだ。だからこそ、アシュレイと分かれて島へ渡る前に、アシュレイの指紋をとっておいたのだろう。悪用されることを恐れて中止したアナザーの開発を、友人のビルに勧められて再開したリチャード。しかし最初から、悪い目的には使えないシステムを作ろうと決意しての行動だったのである。
メーカー | 任天堂 |
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発売日 | 2005年2月24日 |
HP | 公式ホームページ |
JANコード | 4902370509847 |