キヨこと
アスマミタラヰ キヨシロウは､

ハルことハルナの､
画力と塗力(とりょく)が凄まじく
上昇しつつ在る事を
身・心底から喜び､

其の反動から､
身温40.9℃
心温318℃
と言う､体調の異変を訴える様に成る｡

其の変化の名称此そ､此のスレッドの名前
でも在る､


彼が紡ぐ磨導物語の行く先や如何に｡

数日前から………

異世界で生きる僕の運命の女性
とも言えるかも知れ無い大切なひと

ハルことハルナの画力と塗力が
僕絡み(序でに僕のパートナーデジモン
で在るジェリーモン様)で凄まじく上昇
し始めた

具体的には
不器用の度が過ぎてて構図や
身体デッサン加えて影を付ける
何て真似は未だ出来やし無い

けれど

とびきり優しくて暖かみを感じる
絵柄だけはずっと変わって無いし

僕を描き始めて変わった事は沢山有る

先ず1つ目
顔の描き方
ハルは僕を描く迄は
｢可愛く感じられ無いから｣と言う理由で
耳を描け無かった
加えて眉を塗れる位の細さで描く試みも
僕が初めて………だ其うだよ

2つ目
色を付けられる様に成った
ハルは綺麗な線画を描くだけで一杯一杯
加えて塗り下手な自身が塗る事で
イラストが台無しに成ると思って居たんだ
だけど………其処も僕を描き始めて
色を塗る特訓をしたいと本気で思う様に
成ったとか

3つ目
素足が描ける様に成った
此れが僕が感じた一番の変化かな
手は割と省略化せずとも描けるんだけど
足の形を綺麗に描く事は今迄全くと
言って良い程出来無かったんだって………

因みに
僕(とジェリーモン様)を描く時は
線画を描くにせよ色を塗るにせよ
一切の妥協を許さ無い位徹底して居るよ

僕はハルの絵柄の1ファンだけど
ハル自身も自分で描いた僕やジェリー
モン様の完璧な絵柄を
ふとした時に見る事で癒されたい的な
願望が有るみたいだ

其う言う所
僕は大好きだよ

此処から本題

井原 保(CV:=伊月 俊)
｢(小声で)なぁ､ミヰちゃん
ハルナさんは一体何をしてるんだ?｣

ミヰ(=ミィモン)
｢(小声で)彰萠騎志(あきらめなゐと)の
採掘だみぃ｣

保
｢(小声で)あきらめなゐと………?
何だ其りゃ?｣

ミヰ
｢(小声で)キヨしぃ(=キヨ)から抽出された
大きな灰色の岩だみぃ｡削る事が
出来るのは抽出したハルナだけで､
慎重に削ら無いと上手く削れ無いみぃ｡
キヨしぃと似た様な病状を訴えて居る
シヱ(=ジェリーモン)曰く､あきらめなゐと
にはキヨしぃの病状を何とかするチカラと
術が有る其うだみぃ｣

保
｢(小声で)キヨシロウは兎も角何故
シヱちゃん迄…正かハルナさん絡みか?｣

保がミヰに其う訊ねるとミヰは膨れっ面に
成った｡

ミヰ
｢(小声で)其の通りだみぃ｡元々進化する
想定が無いサヰは兎も角ミヰは
ちゃんと進化先も在ったみぃ｡でも
ハルナが其れを描き起こして呉れた
事は一度も無いみぃ｡だけどシヱは
ハルナにとって描き易いだけじゃ
無くて………円でプリンセスみたいな衣装を
ハルナに描いて貰ってるんだみぃ～!!!｣

狡いみぃ狡いみぃず～る～い～み～ぃ～
とジタバタするミヰ｡

保
(………､シヱちゃんはミヰちゃんと違って
幼年期から全ての形態を描いて貰ってる
のかな………? 其りゃぁミヰちゃんが嫉妬
するのも無理は無い………)

と､ハルナがゴーグルをくいっと額に掛け､
保とミヰとサヰの方へ身体を向けた｡

保
｢此れが…あきらめなゐと…澄んだブルーに
シルバーのラメとはキヨシロウらしいな｣

ハルナ
｢でも此れで終わりでは無いんだぜ保｡
俺の靉と磨導仂でラブローチにし無けりゃ
意味が無い｣

保
｢ラブローチ………?｣

ハルナ
｢彰(ア)クセサリーの1つだ｡ラブローチの
効果で纏った<ねまキヨ>肩書きのローブは
見た目はキヨのパジャマ其の物だが中に
宿るチカラが違うんだ｡身・心温を吸収し
発散する手助けと成るんだぜ｣

ハルナ
｢先ずは1つ…｣

保
｢"先ずは1つ"………?
如何言う事ですかハルナさん?｣

シヱ
｢ダーリンが………眠った儘………
上手い事………身・心温を自力発散する
には………ハルによる"ラブルードロップ"
抽出が………要るのさ………｣

ミヰ
｢ラブルードロップって言うのは
キヨしぃの戀曖(コア)の名前だみぃ｣

サヰ(=サィモン)
(フリップ)ラブルードロップは
キヨシロウ様の涙から抽出するのです

ハルナはシヱにアイコンタクトをする｡

｢｢矢張り………此の程度では………全く………｣｣

ハルナとシヱ曰く､キヨ(=ダーリン)に
眠った儘で身・心温の高熱を発散させる
には､神器が要るのだが､其の神器を
編み出すのに必要なラブルードロップが
全く足り無いのだとか｡

因みに………ラブルードロップの効率的な
出し方は………ハルナがキヨのイラストを
兎に角沢山&麗しく描いて塗る事らしい｡

ハルナ
｢まぁ､時間は要するが一度(ひとたび)
神器を握って仕舞えば<眠煌(みんをう)>
として磨導覇道を歩む事に成ると思うぜ｣

<眠煌(みんをう)>

眠った儘
超高熱を放出可能な神器で攻撃が可能な
キヨの新たな肩書き

超高熱を使う呪文がメインだが
天使グラフィムと呼ばれる
ハルが描いたキヨのイラストを
召喚して攻撃する事も可能

グラフィムは沢山居る(が姿は皆違う)

曖華(ラブロッサム)

シヱ
｢其う言えば………保は………ラブロッサム
って知ってるさ? 漢字では………曖華と
書くのさ｡ダーリンの神器を造るには………
ラブルードロップと………たった一輪しか
咲か無いダーリンの勇気の華………此れを
錫の鈴にした物が要るのさ………｣

保
｢錫の鈴にする理由は勇気の華が枯れぬ
様にする為だな｣

ラブロッサム・ラブレイブ磨インド
ハンドベル｡

此れと､ラブルードロップを集めた素材で
キヨの神器が造られる………｡