まず、私は《買いました》
賛否があると思いますが、ギャルゲーメーカーが移植ではなく新規にコンシューマーで作ったその点だけで評価されるべき作品だと私は思います。
MAYBESOFTらしい、楽しく、テンポの良いストーリーだったと私は評価しています。

[シナリオ]
 5点中4点
 コンシューマーに移ってもノリは変わらず非常に楽しませてもらった。
 ところどころに散りばめられたギャグは、相変わらず上手い。
 飽きずに最後までプレイできるだけの面白さは備えている。
 ただ、内容的には軽く名作と呼ばれる位置には届かない。
 逆に、この軽さがPSPという媒体に非常に合っていたと私は感じた。

[キャラクター]
 5点中5点
 非常に個性的なキャラクターがそろっている。
 バランスよく配置されているため見ていて飽きなかった。
 ただ、全体的にアグレッシブなキャラクターが多いため少々疲れる。
 また、MAYBESOFTの過去キャラを使い既存のユーザーへサービスしている。
 ふと誰だっけ?とMAYBESOFTのHPを見てあぁと納得する面白さがあった。

[システム]
 5点中3点
 操作性は正直なところイマイチ。
 表示は十分に速くそこは評価できる。
 しかし、操作ボタンを詰め込みすぎてどれがどのボタンか直感的にわかりづらい部分があった。
 私の場合、使いこなせるようになっているときにはキャラの攻略が終わっていた。
 シナリオに登場するキーワードは、百科辞典に登録され閲覧することができる。
 その中身の文章も面白く飽きずに見れる。
[音楽]
 5点中3点
 音楽は無難なところ。
 ただ、音楽がよければもっと盛り上がるのにという場面が何度もあり非常に残念だった。