何とも言い難いゲーム

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ゲームは最後の数バトルチョットで断念しましたが、プレイしたまでの感想を書かせていただきます。

システム:
バトルシステムは当時のRPGとしてはとても新鮮だったと自分は思う。キャラの成長などはゲームがオートでレベルアップした時に数値をアップしてくれると言うオーソドックスなところが良かった。ギア登場システム、それもなかなか新鮮でなかなか好い印象を受けた。それ以外はこれと言って目立たなかったが、オーソドックスなRPGの核をキープしつつ新しい要素をいくつか足したと言うのがなかなか好きだった。

ストーリーとキャラクター:
ストーリーからすごい衝撃を受けた、「こんなストーリーがRPGに使われてるのか?!」と言っていいほど衝撃を受けた。これは、自分と同じ印象を受けたプレイヤーも多いだろう。「神を殺す」というテーマのストーリー、アメリカでは発売禁止になりそうだった程の過激なストーリーとテーマ。強いストーリーがゲームのバックボーンであることは言うほどでもない。キャラもストーリーに合ういい個性などを持ち合わせ、自分はプレーヤーとしてキャラ達に愛着し、ゲームにどんどん吸い込まれていった。ストーリーはディスク1と2に分けてあり、前半(ディスク1)は実際にプレーヤーがキャラを操り、キャラと共にストーリーを進行させていき、後半(ディスク2)はグラフィック・ノベルの様なゲームプレイになってしまう、後半はワールドマップを駆け回ると言う自由度に欠け、プレイしていた自分もストーリーが一段と過激化していくのに精神的についていけず、最終バトルの手前ぐらいでゲームを断念してしまった。

グラフィック:
グラフィックは、実際プレイしたプレイヤーもわかるだろうが当時のゲーム作成テクノロジーにしては進んでいたと言えるだろう、3DのCGをギアやバトル中のバックグラウンドにふんだんに使用し、なかなか見ごたえがあった、だがバトル中のカメラアングルが少々ぎこちないのが、欠点だと自分はおもう。

全体的な印象:
ゲーム序盤(ディスク1)はプレイ応えがあるゲームだという印象を強く受けた。ストーリーもキャラを操作し少しずつ物語の謎などが明かされていくところが本当に楽しかった。だがしかしゲーム終盤(ディスク2)はワールドマップを移動するなどの自由度をほぼ完全に無くし、キャラの回想録みたいなグラフィック・ノベルをプレイしてるようでどうも自分は気に食わなかった。

まとめ:
このゲームは自分にとって可もあり不可もありだ。ストーリーはRPGとしてはもったいないほどの過激なストーリー、がしかし過激さが終盤にかけてエスカレートしすぎ、精神的にやばくなったのでゲームをクリアできなかった。ギアシステムなど、バトルのシステムが新鮮でプレイしてて楽しかった。キャラ達も自分には好印象を与えられゲームに入り込めた、でもこのせいで自分は過激すぎたストーリーに付いて行けなかった。

以上。

あとがき:
この文章はすべて自分がプレイした経験をベースにして書いています。これは自分自身の感想であり、他のプレイヤーや第三者とはまったく関係がありません。
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