まず車にもよります、やり易い車選びから始めましょう。
まず一般にドリフトマシンのイメージがある86をモデルにしたFUTOはホイールベースが短いせいか挙動が神経質ですぐとっちらかる上に立て直しも難しいので初心者向けではありません、あれを思い通りに振り回せる人はかなりの腕と言っていいでしょう。
パワーはそこそこのFRもしくは4WDがお勧めです、具体的には
FRなら
・センチネル
・ドミネーター
・テイルゲーター
・ウォーレナー
4WDなら
・サルタン
・クルマ
あたりがよいでしょう。
胴の長いスーパーダイヤモンドやダブスタ6×6もゆったり動くのでドリフトの教材としては使いやすいんですが、変な癖がつくていけないのでここではお勧めしません、うまくなったら使ってみてください、笑っちゃうくらいマッタリドリフトできますよ。
まずはパワーアップせずノーマルで練習を始めるのが近道です、あり過ぎるパワーは挙動を乱し、ハイグリップなカスタムタイヤは飛距離を縮めるだけです、限界の低い車で感覚を身につけましょう。
次に練習場所、サンディ海岸飛行場がよいでしょう、交通量もなく加速に必要なストレートも充分、クラッシュしてもロスカスも近くにあります。
そして操作。
1.まず格納庫前から滑走路をフル加速します。
2.どんつき手前で軽くブレーキを当てます、車が前につんのめる姿勢になったらブレーキを離し、一気に左にスティックを倒して一瞬遅れでサイトブレーキボタンを押します。
3.車が横を向いて滑り始めたらサイトブレーキを離し、スティックは中立、アクセルオフで慣性に任せます「コーナーの先に向かって車を横向きに放り出す」イメージです。
4.そのままだと止待ってしまうので横から縦の動きに移り始めたかなーというタイミングでじわっとアクセルを全開にします。
5.これによりスライドは維持され、あとは左スティックで行き先をコントロールします、外に行きそうなら左に、左に巻き込みそうだなーと思ったら右にカウンターを当ててやります、ノーマルであればアクセルは全開のままでOKです。
6.これを右回り左回りで繰り返しましょう「滑らせる感覚」がわかるようになると思います。
7.慣れてきたらあとはタイミングの違いです、チューニングやハイパワー車にシフトして先の方のおっしゃっている一瞬逆に振るフェイントモーションなども試していくといいですよ。