まずモンストには属性があります。
火は木に強く、木は水に強く、水は火に強い、そして闇と光は互いを弱点としています。つまり、火・木・水はどれかに対しては強く・弱いという関係なのに対して、光・闇は弱点こそあれど攻撃を弱められることがありません。
もっと簡単に言うと、闇・光以外の三種属性は弱点相手に対しては弱点を突かれるうえに与えるダメージまで減ってしまうという点があるのに対し、光・闇の関係はお互いに弱点であるため、受けるダメージは増えますが与えるダメージも増えるので、完全に苦手な属性が存在しないのです。
つまり、汎用性という点において光・闇はそのほかの属性よりも優位に立っているといえます。
次に種族という概念があります。
モンストにはゼウスをはじめとした神族、アーサー属する聖騎士族、アリスが属する妖精族など、様々な種族が存在しています。属性と違い、この種族間には有利・不利関係は存在しないのですが、モンスターの中には○○キラー(○○の部分は種族)というように、ある特定の種族に対してダメージが上昇するアビリティを持っている者がいます。このアビリティはクエストボスが持っていることが多く、属性とは比べ物にならない倍率(キラーは2倍、キラーLは2.5倍というように)を持つので、弱点種族である場合に途方もないダメージを受けてしまいます。
つまり、汎用性という点において、この○○キラーに属さない種族が望ましいのです。
ここで本題に戻りますが、アーサーは聖騎士族に属しています。この聖騎士という種族は、現時点で○○キラーが存在していない稀有な種族です。(神や魔王族はキラー持ちのボスが多いです。)つまり、単体で考えたときに明らかに苦手とするボスが存在しないということになります。これもアーサーの強みになっています。
次に優秀な友情コンボとストライクショットです。
アーサーは進化すると騎士王アーサーとなり、友情コンボとしてワンウェイレーザーEL(直上に特大のレーザー照射)を習得します。このレーザーは数ある友情コンボの中でも最大級の威力を持っており、雑魚・ボス戦問わない強力なダメージソースになります。(難点として、下にいなければレーザーが当てられないので、上にいる場合お荷物になること)
ストライクショットは十字レーザーで、ある程度の狙いが付けられる上にどこからでも弱点が狙えるという、非常に優秀なものです。威力自体はそこまで高いわけではないですが、雑魚・ボス問わず使える・ターン数が比較的短い・移動せずに撃てることが評価されています。
最後にアビリティのアンチダメージウォール(以下ADW)についてです。
モンストの敵にはダメージウォール(以下DW)というを壁に設置してくるものがいます。DWを設置された壁をADWを持たないモンスターがふれた場合、文字通りダメージを受けてしまいます。しかも以下の性質を持っています。
・ダメージは難易度が高いほど上昇する
・触れるたびにダメージを受ける
・場合によってDWを数か所に設置される場合がある
このため、ADWを持たないモンスターは身動きができない、という状況に一方的に追い込まれてしまうことがままあるのです。
アーサーをはじめとしたワンウェイレーザーをダメージソースとするモンスターにとって、ボスの直下に位置取りをすることは当然必要になります。このモンスターたちの中で、ADWを持たないモンスターはボスと下の壁の間にDWを設置された場合や複数個所にDWを設置された場合に身動きが取れないのです。アーサーはこの必要がなく、どんな状況においてもボスの下に位置取りすることができます。これがアーサーの強みです。
長文になり申し訳ありません。読むのが苦痛な場合は以下の一言だけ読んでいただければよろしいかと思います。
一言でいえば、アーサーは能力の全てがかみ合った完成されたモンスターである、ということになります。
回答ありがとうございます!!
全て読まして頂きました。
鳥肌がたつほど強さが伝わりました!!
大事に育てたいと思います!!