地球の自転=コリオリの力も考慮
風というよりも気流だそうですが。
それよりもコリオリは長距離狙撃において大きな問題です。
詳しくは日本が誇るスナイパー、ゴルゴ13より。
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弾丸は空中にあるため設置してある目標と違って常に真っすぐ飛びます。
気流、重力の影響を受けなければ特にこれが顕著になりますよね。
ただし、設置している物体は地球の自転に合わせてゆるやかに回転、
これにより狙撃手からは弾丸が横に曲がって見えます。
実際は狙撃手含め、目標も自転方向へ動いているためそう見えるだけ。
つまり発砲>着弾の間に両者が動いているわけです。
これを考慮して計測器で緯度などから曲がる方向、角度を出し、
着弾までの時間(=弾丸の速度と距離)とを入れて計算します。
対象との距離が短ければこの力は小さいですが、
長距離になればなるほど弾丸は曲がってしまいます。
なので重力、気流を考慮しなければ【弾丸はまっすぐ跳ぶ】
ただし目標が動いているので
【コリオリを考慮しなければ照準通りには当たらない】
となります。
他にも銃によって適正距離があります。
これは弾丸の威力が【対象(大抵は人)を破壊できる距離】のこと。
減衰圏が決まっていますのでゴルゴ13のように、
目標までのシチュエーションで銃や弾丸を細工する必要があります。
あとはバレルの精度とか、機材関係、腕前のお話ぐらいかなぁ。