その他 2019年10月19日 22:23:06投稿
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筆者がパッと思いつくのは、Electronic Arts傘下で「Battlefield」シリーズを開発しているEA DICE(旧Digital Illusion CE)、ストラテジーゲーマーにはおなじみのParadox Interactive、そして「Just Cause」シリーズのAvalanche Studiosといったところだそう。
このほか、ヒットしたPC向けのRTS「World in Conflict」を制作したMassive Entertainment、バーチャル不動産販売で話題になったMMOG「Entropia Universe」のMindArk、「GTR - FIA GT Racing Game」など、シミュレーション性の高いレーシングゲームに経験豊富なSimBin Studios、そして「The Chronicles of Riddick」で高い評価を得たStarbreeze Studiosなどが後続集団を形成しているようだ。
いずれも高い技術力を持つメーカーで、世界に通用するタイトルを開発して商業的にも成功している。ある試算によれば、上記メーカーの総売り上げは年間約2億ドル(約166億円)で、これは日本の40分の1ほどの規模。とはいえ、国土は広いが人口そのものは約925万人というスウェーデンにとっては十分大きな規模であり、ゲームは立派な輸出産業として認められているという。
上に挙げたメジャーなメーカーだけでなく、インディーズゲームの世界でもスウェーデンは注目の国だ。そう、現在ゲーマーの間でセンセーションを起こしている「Minecraft」もスウェーデン生まれなのだ。
Minecraftは、地形や建物、樹木などをブロック状のパーツを組み合わせて作り、自分の好きな世界を築いていくという箱庭系のユルいゲームだ。最初のバージョンは2009年5月にリリースされ(現在は「クラシック版」と呼ばれている)、その後「β版」と名づけられたアップデート版の開発が行われた。
β版では、ゲームに登場するプレイヤーキャラクターにヘルス値が与えられるとともに、夜にはプレイヤーを狙ってモンスターが侵入してくるようになり、それに対処するための武器も実装されて,、らに人気を高めた。
また、「β版を購入しておけば、(β版より高い価格が予定されている)製品版へ無料でアップグレードできる」というキャンペーンも受け入れられ、2011年1月には購入者数が100万人を超えている(関連記事)。他人が見て感動するような世界を作るには、かなりの努力が必要だが、YouTubeなどの動画投稿サイトでは、さまざまなアイデアと工夫のこらされた驚異的な作品が見られる。このようにMinecraftにハマった人達は,自らを"Crafter"と呼んでいるようだ。
そんなMinecraftを開発しているのが、Notch(ノッチ)という愛称でも知られるスウェーデンのMarkus Persson(マーカス・ペルソン)氏。「King.com」というゲームポータルサイトにタイトルを提供するプログラマーだったPersson氏は、幼い頃からプログラミングに興味を持ち、8歳の頃にはすでにPCの前に座っていたという。
Minecraftにも利用されているプログラミング言語「Java」を得意とするようで、仕事のかたわら,Javaゲームコンテストにも参加し、2006年には「Miner4K」という作品で、「サイズを4KB以下に抑えたJavaゲームのコンテスト」の大賞を獲得している。
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DarkStorm
No.2636523
2019-10-19 22:23投稿
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