サンフランシスコで開催中のGame Developers Conference 2011において、現地時間の2011年3月2日、「Game Developers Choice Awards」が開かれた。
今年で11回目を迎えるGame Developers Choice Awardsは、約500名のゲーム業界関係者の投票により、優れた作品を選出するというアワード。ゲームだけでなく、特筆すべき業績を残した個人に対しても賞が贈られる。

毎年、ゲーム業界の有名人が司会を務めることでも知られるこのイベントだが、今回は「Brutal Legend」で知られるDouble Fine ProductionsのCEO、Tim Schafer氏が担当。Schafer氏自身が手がけた「Costume Quest」もノミネート作品に入っており、いいのかしらとも思うが、個性的なタイトルを次々にリリースする同氏らしく、爆笑に次ぐ爆笑というトークを繰り広げて会場の雰囲気を盛り上げていた。
もっとも、まじめなGDCとは対照的にこのイベントはお祭りそのもので、来場者も笑う気満々だったことも事実だが。

ともあれ、各部門のノミネート作品と受賞作は以下のリストのとおり。これを見ると分かるように、10部門中、Game of the Yearを含む4部門を受賞した「Red Dead Redemption」(PlayStation 3/Xbox 360)の圧勝という雰囲気だ。
また、2009年のリリースから現在までに100万本以上のセールスを達成したことでも話題の「Minecraft」が、3部門で受賞するという健闘ぶりを見せている。