平成21年3月期連結決算で、
売上高、営業利益、最終利益がいずれも過去最高を更新した
任天堂。
ほぼ独り勝ちで世界のゲーム市場を拡大させる勢いで、
家庭用据え置き型の「Wii(ウィー)」や
携帯型の「ニンテンドーDS」を売りまくった。
特にWiiは、世界的な景気後退で消費意欲が冷え込むなか、
自宅で誰でも簡単に楽しめる“巣ごもりレジャー”として
消費者の心をつかんだ。
ただ、国内販売は大きく落ち込んでおり、他の製造業と同様、
海外頼みが鮮明になった。
今後、ハードの価値をさらに高めるソフトの開発が
カギを握っている…。