3月15日(ブルームバーグ):ゲーム機に使用するジョイスティックに関連した特許をめぐり、テキサス州の企業が起こした訴訟の控訴審で、米連邦特別行政高裁は15日、マイクロソフトと任天堂による特許侵害はなかったとした連邦地裁の判決を支持した。

このテキサス州企業は、フェナー・インベストメンツ。訴訟の対象は旧型のジョイスティックを新型のコンピューターに接続する技術の特許で、フェナーはマイクロソフトの「Xbox」と、任天堂の「ゲームキューブ」と「Wii(ウィー)」のコントローラーがこの特許を侵害していると主張していた。

マイクロソフトの15日株価終値は前週末比2セント高の29.29ドル。任天堂は520円(1.9%)安の27180円だった。フェナーは株式非公開。