任天堂は、インターネット検索世界最大手の米グーグルと初めて共同開発したWii向けゲーム「安藤ケンサク」を29日に発売する。グーグルも参入する多機能携帯電話とニンテンドーDSがゲームやネット接続の市場を奪い合う中、業界の「巨人」同士が手を結んだ形だが、今後の提携拡大については「全く未定」(任天堂広報)という。

Wiiをネットにつなげばグーグルの最新データを取り込むため、同じ言葉でも日によって結果が違うのも楽しみの一つ。2008年に開発着手を発表して以来世界から注目が集まっていたが、当面は国内のみでの販売となる。希望小売価格は税込み4800円。