米国時間5月4日にウェブに投稿された書簡には、「正当かつ公正な捜査が行われれば、Anonymousによる犯行でないことが分かるだろう。Anonymousは分散型で非中央集権型の組織だが、われわれの『指導部』はクレジットカードを盗むことを容認していない」と書かれている。

この書簡は、ソニーが4月に起きた同社顧客データへの大規模攻撃についてAnonymousによる犯行を匂わせたことを受けて、投稿されたものだ。

問題の書簡が本当にAnonymous全体の見解を表しているのかどうか判断するのは困難だ。自ら指摘しているように、Anonymousは明確なヒエラルキーを持たずに世界中で活動を行う「非中央集権型」の組織である。ウェブに投稿されたたった1通の書簡が組織全体の見解を表しているのかどうか特定するのは不可能に近い。

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