ゲームソフト大手、カプコンの株価が6日続伸。任天堂の3D(3次元)対応の新携帯ゲーム機向けに「バイオハザード」などの人気ソフトを開発中であることが明らかになり、業績期待から買いが続いている。

午前終値は前日比4.8%高の1592円と高値引け。出来高は78万7300株と、前日までの過去1年間の平均65万8800株をすでに上回っている。

証券ジャパンの大谷正之調査情報部長は、「『E3』で容量や画像度など3DSのスペックが初めて明らかになり、ゲームソフトに対する期待感が高まっている」と指摘。さらに「今期は『スーパーストリートファイター?』『ロストプラネット2』『戦国BASARA3』など、大型タイトルの販売が相次ぐことも追い風となっている」とみていた。