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  • メーカーリリース[2010-12-08 12:29]
  • エムゲーム、NHNの腕の中に? Sgame(エスゲーム)
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6日ゲーム業界によるとNHNがエムゲーム買収に積極的な歩みを見せているとの話がでていることが分かった。武侠ジャンルのMMORPG部門で多彩なラインナップを揃えているだけに、買収対象として十分な価値をもっているとの判断からだ。



特にエムゲーム側はここ数年ヒット作がなく財政的な面で余裕がない現実があり、売却によって突破口を探すという方法がこの話を後押ししている状況とのことだ。

実際にエムゲームは有名IP『熱血江湖』を題材にさまざまなゲームを開発してきたが、市場において特別な反応を得る事ができず、また『Valiant』等の大型新作が発売間近に日程が延期になる等、問題点が多い状況だ。

その為売上や営業利益等企業を評価する各種指標でもあまり良い結果を出せていない。こういった過程で一部の人材が退社し、子会社スタジオを中心に動揺する雰囲気も感知されている。特定ゲームの場合、中心人材の相当数がすでに離脱しているという話だ。

業界の複数の高位関係者達は、エムゲームの買収に最も近い所としてNHNハンゲームを挙げた。エムゲームと重複する点が多くない上に、相乗効果が期待できるという点からだ。また、花札やポーカー等を中心に事業を展開してきた所から離れるにはいくつかのゲームの版権確保を行うだけでは多少力不足な所もあり、エムゲームクラスの企業を迎え入れることが効率性の向上に繋がると見られている。

これまでゲームの版権や一部中小開発会社を取得してきたが、以前までの流通社との摩擦等が発生するせいで差し引きすると「0」になっている様に見受けられる点もNHNハンゲームが中堅企業の買収へと手を伸ばした要因の一つになっていると分析されている。NHNハンゲーム内部でも「調整中」という意見が出つつある雰囲気だ。

しかし、M&Aの実現に否定的な見方もある。売上比膨大なエムゲームの人材構造の為だ。現在エムゲームは本社とスタジオ等関連会社を含めれば800人規模を持っている。同じく中堅と呼ばれる他企業と比べてもこれは絶対的に大きな数字だ。これがM&Aの過程で明らかな障害物として立ちはだかる可能性は低くないと見られている。

NHNハンゲームとエムゲームは両社共に公式的にはM&Aに対して全面否定している。NHNハンゲーム関係者は“もう少し確認してみなければ何とも言えないが現時点ではそんな話は初めて聞くニュースだ”と語りエムゲームの関係者も“聞いた事もない”と話している。

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