「SOCOM(ソコム)」シリーズとは
合衆国統合特殊作戦軍(SOCOM)に属する実在のエキスパートチームである‘SEALs’を題材としたアクションゲームシリーズ。
日本では、“PS2”用ソフトとして「SOCOM: U.S. Navy SEALs」「SOCOM II: U.S. Navy SEALs」が発売された他、“PS3”においてもオンライン対戦専用ソフトとして「SOCOM: CONFRONTATION」が発売されている人気シリーズである。
“PS2”用「SOCOM」シリーズは、実在の特殊部隊という設定やリアルなグラフィック&サウンド表現の中で、プレイヤーがSEALの隊長となり様々なミッションのクリアを目指すオフラインモードと、ボイスチャットによるコミュニケーションで高度な連携を伴ったチームプレイを展開できることから、オンライン多人数対戦ゲームの一翼を担う作品となった。
また“PS3”用「SOCOM: CONFRONTATION」ではオンライン対戦専用として、PS3Rならではの表現力をフル活用した作品に進化を遂げている。
本作「SOCOM: U.S. Navy SEALs Portable 」は、海外のみ発売されているPSPR版「SOCOM」シリーズ、「SOCOM: U.S. Navy SEALs Fireteam Bravo」ブランドの日本初上陸作品となる。
「SOCOM:U.S.Navy SEALs Portable」のストーリー
アメリカ海軍特殊部隊U.S. Navy SEALsに所属する主人公レイスのもとに、国防総省より召集の連絡が入る。
作戦目的の分からぬまま召集を受けたレイスは、同じくSOCOMに所属するサンドマン・レイブン・トロ という3名のスペシャリストたちに声を掛けてチーム編成を行う。
彼ら4名に対して国防総省高官が下した命令はひとつ。
「ヨーロッパ・バルト地方、旧ソ連の衛星国だったコラトビアにて動いている西側諸国への攻撃計画に対して、その計画を企てている黒幕と、その目的の真意を特定すること。そして可能であれば、その攻撃計画自体を阻止すること。」
大量破壊兵器の関与も疑われているが、残念な事にこれまで送り込んだ諜報員は全員戻ってきていない。
コラトビアは独立国ではあるが、近年は、政治的な地雷原ともなっている。
ロシアが奪還をもくろみ、欧州連合も水面下で動いていて、冷戦時代さながらスパイが暗躍している非常に不安定な状況である。
それ故に自由は利かない。
通信は使えないうえ、支援も受けることはできない。
この件に関して唯一の手がかりであるファイルに記されたカギは、元KGBのバシーリ・ガゾロフという男。
レイスたちは、ガゾロフを捕らえ、黒幕の姿と目的を引き出す為、コラトビアへと赴く。