裁判員制度開始を受けて登場する新たな裁判ゲーム!
・概要
雪の夜、種事項「五條誠司」はこの世を去った。
死亡後も強い無念から現世にとどまっていた誠司は裁判員制度に興味を持ち、暇つぶしに裁判を傍聴していた。
死者の魂を仕分けする“当局”の官吏「ヤマヤマ」と出会い被告人の罪状否認において、嘘と真を知ることとなる。
裁判員制度は事件に潜むたった一つの真実に一般の国民6人が向き合う制度である。
幽霊である誠司はヤマヤマの発案の元、裁判員のうちの一人に乗り移り、「正しい裁判」を間違った手続きにより遂行する。
・ゲームシステム
本ゲームは裁判の進行にならって3つのパートで構成されている。
法廷パートでは証拠の確認、証人尋問、被告人質問などが行われ、プレイヤーは不思議なキャラクタ「ヤマヤマ」にヒントをもらいながら真実を発見していく。
評議パートでは、法廷パートで手に入れた情報をもとに、裁判員、裁判官を説得する。他の参加者の気づいていなかった事実に触れることが重要だ。
表決・判決では、以上のプロセスを規定日繰り返したあとに、被告人の有罪無罪を決定する。
評議パートで裁判官3人裁判員6人のうち何人の参加者を説得できたかによって有罪無罪が決まり、説得できた人数によって得点・ランクが決定されるシステムになっている。
また、量刑(どれくらいの刑を与えるか)の判断やそもそもの罪状(何という犯罪か)の決定などはおおよそ考慮せずに、プレイヤーは有罪無罪を判断するだけだから、法律を知らなくてもOK!誰でもすぐに楽しめる作品になっている。