空と大地のクロスノア

遥か昔、世界（ハイドラ）は力を司る「王冠」によって調和が保たれ、神族、竜族、人類が、共に平和に暮らしていた。

ところが、神族が王冠の力を手中に収めた時からその均衡は崩れた。
神族の統治下におかれた竜族は深い眠りにつき、人類は隷属を余儀なくされることとなる。
ある日、心を司る「聖杯」が突如としてハイドラの世界に現れた。

聖杯を手にした人の王・アーサーは、その力をもって神族に対抗し、ついには人類を解放して理想郷を作り上げた。
しかし、人類による統治を恐れた神族によって聖杯は砕かれ、世界のどこかへと散ってしまった。
理想郷は失われアーサー王は行方知れずになってしまう。

世界は再び、崩壊の危機を迎えている。
「――お待ちしていました」救世主としてこの世界に召喚されたあなたは、世界を救う旅に出ることになるのだった。