かつて人々から疎まれ恐れられ
見放された禁忌の地。
そこには、いつしか無法者たちが集まり、
異常な速度で成長を遂げた“丹屡夜”(ニルヤ)と呼ばれる
眠らぬ夜の都市ができあがっていた。
そんな不夜城の街、“丹屡夜”へ
光に誘われる蛾のように
余命一年あまりの一人の男がふらりと赴き、小さな工房を構えた。
男は小物や小刀を作り、残りの日々を暮らしていたが、
ふとしたきっかけで、嬢郭(じょうかく)※1へ行く事になる。
のり気はしない中で連れてこられた嬢郭。
しかし男はその狂宴の地で、残された命を燃やす“運命”と出会い――
















