これは、時代を超えて“魔女”を狩り続ける運命を背負った、とある魔法少女たちの物語の断章。
もう何度同じ時を繰り返してきたのか、暁美ほむら自身も数えるのを止めてしまってから久しく。最強の魔女“ワルプルギスの夜”に対して勝てる見込みのない戦いを幾度なく挑んでは、今回もいつもどおりの結末を迎えるかと思われた最中、鹿目まどかが彼女にこう託したのだ。
『5人の魔法少女全員が力を合わせたら、“ワルプルギスの夜”にも勝てるんじゃないかな……?』
その言葉を胸に、ほむらは再び時を巻き戻す。5人の魔法少女の絆を繋ぎ、全員が協力して“ワルプルギスの夜”を倒すために。
それが、今の彼女達に残された、たった1つの道しるべ……。