かつて、人と隔絶地は“千年連峰”と呼ばれる、飛竜すら越境できない峰々によって切り裂かれていた。
隔絶地は、長きに渡り人々の好奇心の対象であったが、その内側を見た者は誰一人としていなかった。
しかし、その好奇心は望まぬ形で満たされる。
大地を揺らす大鳴動と共に千年連峰の山肌が砕かれ、神々の時代の遺跡が剥き出しとなったのだ。
そして、隔絶地が人々に見せたものは――幾百、幾千の“巨人”。
非情なる一撃は街々を瓦礫の山に変え、家族を、友を、物言わぬ塊へと変えていった。
巨人族に侵攻されたルーンミッドガッツ王国は、国家存亡の戦いを強いられる。
戦いは熾烈を極めたが多くの犠牲を払うことで、辛うじて巨人族を隔絶地へと押し戻すことに成功する。
王国は悲劇が二度と繰り返されぬよう、遺跡の前に“盾門”と呼ばれる巨大要塞を築き、そこを最前線として再侵攻に備えた。
我々に残された選択は一つ。
“巨人と戦え”そして“生き残れ”。















