テイルズ オブ エクシリアの世界
精霊術による文化を基盤として発展した世界、リーゼ・マクシア。
そこには人間と多くの魔物、そして遍く精霊たちが存在していた。
人間は、脳の「霊力野(ゲート)」と呼ばれる器官から、世界の根源エネルギーである「マナ」を発することができ、マナを糧として生きる精霊は、人間からマナを受け取り、その見返りとして術を発動させる。これが精霊術の仕組みであり、この共生関係こそが、リーゼ・マクシアの文明の根幹を担っていた。
精霊術は、人により得手不得手があるものの、誰もが使える一般技術で、生活の隅々にまで浸透していた。照明を灯すこと、家を建てること、大きな船を動かすこと、全てを行っているのは精霊術である。
しかし精霊の姿そのものは、特別な方法で実体化していない限り、人間の目でとらえることは難しい。日常的に精霊術の恩恵にあずかっていても、実体化した精霊を見ることは非常に稀である。そんな精霊たちを、太古から束ねる主は、元素の精霊マクスウェルであると言われている。