もし、この世界に神様がいるとするならば。
私は彼と一緒に、生まれ変わりたい―― 。
東京の郊外、母子家庭に育った主人公・来実ハルカ(名前変更可)の元に、ある日一通の手紙が届く。
それは七年前の自分から届いた――過去からの手紙だった。
しかし、並んでいるのは意味の分からない言葉ばかり。
きっと悪戯……そう思い、変わらぬ“日常”を過ごしていたところ、
同様の手紙が同級生の男子たち――エース、ネジ、キョウ、シュリの 四人にも届いていることを知る。
彼らはその手紙をきっかけに、様々な事件に巻き込まれ、そしてそれぞれの過去に隠された傷痕(ひみつ)と向き合うことになる。
そうして、彼らは気づいていく。――この『世界』はどこか少しおかしいのではないかと……。
蒼い海の向こうに隠された物語の真実とは……?