ポケモンORASゲームアニメ　第６７話「テンガン山の伝説」

ミミロップ「ゴチルゼル！」ゴチルゼル「？」ミミロップ「外見て？」ゴチルゼル「外？」
ミミロップ「うん！」ゴチルゼル「雪降ってるよ！」ミミロップ「綺麗だね！」ゴチルゼル「うん！」
ユキメノコ「ゴチルゼル！ミミロップ！」ゴチルゼル「ユキメノコ！」
ミミロップ「雪の景色の中にユキメノコ！」
ユキメノコ「いきなりだけどシンオウ地方にあるテンガン山の伝説は、知ってる？」
ミミロップ「テンガン山ってアカギがいた場所だよね！」ゴチルゼル「アカギ？」

ミミロップ「うん！彼が所属する組織は、ギンガ団のボスなの？」
ゴチルゼル「ギンガ団？」ユキメノコ「私達が住むシンオウ地方には、３つの湖がある！」
ゴチルゼル「３つの湖？」ミミロップ「１つは、宍道湖！２つは、叡知湖！３つは、葎思湖！」
ゴチルゼル「アカギと３つの湖ってどう言う関係なの？」ユキメノコ「知りたい？」ゴチルゼル「うん！」

ミミロップ「それは、遥か昔の事！テンガン山には、赤い鎖があった」
ゴチルゼル「赤い鎖？」ミミロップ「うん！」
ユキメノコ「その鎖は、アカギがディアルガとパルキアを捕獲するため
３つの湖の守り神とされるユクシー・エムリット・アグノムから作り出された物！」
ミミロップ「ミオシティにある図書館でシンオウのはじまりの話があるの！」

ゴチルゼル「はじまりの話？」
ユキメノコ『始めにあったのは、混沌のうねりだけだった！
全てが混ざりあり中心にタマゴが現れた！溢れ落ちたタマゴより最初の物が生まれた！
最初の物は、２つの分身を創った！時間が回り始めた！空間が広がり始めた！
さらに自分の体から３つの命を生み出した！
２つの分身が祈ると物と言うものが生まれ、３つの命が祈ると心と言うものが生まれた！」
世界が創り出された後に最初の物は眠りについた！』

ゴチルゼル「そうなんだ！」
ミミロップ「ユクシー・エムリット・アグノムを繋ぐ鎖が導く軌跡は、
シンオウ地方の中心に聳える高き山・テンガン山！そこに２つの玉が存在していた！
その２つの玉が放つ光でタマゴが現れたの！アカギは、その鎖を手に入れるためにディアルガとパルキア！
そして、３つの命、ユクシー・エムリット・アグノムを捕らえる事で赤い鎖を作り出す！」

ユキメノコ「そして、もうひとつ！シンオウ地方を創り出したもうひとつの存在！
それがアルセウス！」ゴチルゼル「アルセウス？」
ミミロップ「創造ポケモンのアルセウスは、ディアルガとパルキアのもうひとつの力を吸収して生まれた
最強のポケモン！ポケモンの世界で見つかるプレートは、シンオウ地方に纏わる記述なの
それぞれのプレートから集めた文字を読むね！」

ゴチルゼル「うん！」

ミミロップ「宇宙、生まれる前…そのもの　一人呼吸する」
ユキメノコ「その者、時間と空間の２匹を分身として、世に放つ」
ミミロップ「その者、時間と空間を繋ぐ３匹のポケモンをも産み出す」
ユキメノコ「宇宙、生まれし時、その欠片は、プレートとする」
ミミロップ「生まれてくるポケモンの力とプレートの力を分け与えられる」
ユキメノコ「２匹に物を与え、３匹に心を祈り生ませて、世界の形を創る」
ミミロップ「プレートを握りし者、さまざまに変化し我の力振るう」
ユキメノコ「プレートに与えたもう力は、倒した巨人の力なり」

ゴチルゼル「そういう意味で込められてたんだね！」
ユキメノコ「明日、テンガン山に行こう！」
ゴチルゼル「私、初めてだからミミロップ！案内してくれる？」
ミミロップ「うん！」

ユキメノコ「山に登るから高山病には、気を付けないとね！」
ゴチルゼル「高山病？」ミミロップ「高山病は、山登りしていると標高が高くなるにつれて、
気圧が下がることで、吐き気や頭痛など症状が出るんだって！」

ゴチルゼル「そうなんだ！」

ミミロップ「暖かくして出掛けないと明日寒いから！雪降るって言ってたし！」
ゴチルゼル「そう言えばシンオウ地方って北海道の形だよね！」ミミロップ「うん！」
ゴチルゼル「テンガン山ってどの位置なんだろう？」
ユキメノコ「あたしの幼馴染みのグレイシアちゃんから聞いた話だと
テンガン山は、北海道の中央南部に位置する日高山脈なんだって！」

ゴチルゼル「そっかぁ！」
ミミロップ「さぁ！帰ろっか！ゴチルゼル！」ゴチルゼル「うん！」
ユキメノコ「また明日ね！」
ゴチルゼル「うん！」