ポケモンBW2ゲームドラマSP！黒白～封印の鎖～＃２８「ミミロップが囚われちゃった！」

暗殺者アジト　牢獄
ミミロップは手足を鎖で縛られていた。
ミミロップ「はぁ～～本当に囚われ(捕らわれ)ちゃったよ～！」アヤメ「あれ？ミミロップ？」
ミミロップ「あっ！アヤメちゃん何でここに？」アヤメ「私も囚われちゃったの！」
ミミロップ「そっか！でも何としてでもここから抜け出さないとね！」アヤメ「うん！」

レイナ「あら？お２人さん！お目覚めかしら？」ミミロップ「レイナ！私達をどうするつもり？」
玲美「決まってるでしょ？あんたが居なくなれば私達の暗殺計画は第一歩進むんだから！」

ユリカ「もしかして死んじゃうの怖いの？」
ミミロップ「怖くないよ！だって私達ポケモンはロケット団に殺られちゃったり
何らかの原因で瀕死したりする・・・それに私達だけじゃなく人間達も何度も目撃してきたもん！
それを面白がってアンタたちの行動は悪質行為をする悪魔の無礼者よ！」

ユリカ「ンフフ！」ミミロップ「何笑ってるのよ！」ユリカ「無礼者はあなたでしょ？」
ミミロップ「無礼者じゃないよ！心優者よ！」
カナ「侵入者？」ミミロップ「心優者よ！心優しいと書いて心優者！」

クイナ「でもそんな実力で私達に勝てると思ってるの？
況してや指示もないアンタに何が出来るっていうのよ！」

ミミロップ「ポケモンだってねトレーナーの指示だけで動いてないポケモンがいるの！
難関な壁を乗り越えて冒険するポケモンや離れ離れになった時は自分達で助け合ったりなんかしようとする気遣いがあるのよ！」

？？？「解放してられ！レイナ」レイナ「お父様！」
玲美「レイナ様のお父さん？」？？？「お前はまた暗殺計画を続けているのか！」
レイナ「関係ないでしょ？これが私達の仕事だよ！
それに好きな道に進むのが大人の物語って言ったのはそっちでしょ？」

？？？「俺はお前がこの身勝手な子に育てた覚えはない！今すぐ辞めろいいな！」
レイナ「・・・」クイナ「レイナ？」レイナはキリキザンを出した！
レイナ「キリキザン！ハサミギロチン！」？？？は倒れた！

？？？「レイナ！何するんだ！」レイナ「キリキザン！つじぎり！」
？？？「レイ・・・ナ！」レイナ「ンフフ！ようやく静かになったね！」

ミミロップ「何てことするの？あなたのお父さんでしょ？」
レイナ「そうよ！でもね！このポケモンの世界には必要のない存在よ！」
アヤメ「家族が一人減ったのに笑っていられるなんてバカじゃないの？」

美優「口答えする気ならアンタ達も同じようなことするからね！」
ミミロップ「何度でも言うよ！あなた達にとって家族はいらない存在なの？」

カナ「レイナ！やってお仕舞い！」レイナ「カナ！」カナ「？」
レイナ「今すぐ鎖をほどいて！」カナ「えっ？」
レイナ「早く！」カナ「うん！みんな！」

クイナ達はミミロップとアヤメに繋がれた鎖をほどいた！
ミミロップ「やっと自由になった！」レイナ「ミミロップ！アヤメ！あなた達を帰してあげる！」
美雪「レイナ様！何言ってるの？」レイナ「暗殺計画は取り止めにする！」

ユリカ「取り止めって何で？私達は人々やポケモンを殺めていく仕事じゃないの？」
クイナ「多分、ミミロップの言葉が心に刺さったんじゃない？」

ミミロップ「行こう！アヤメちゃん！」アヤメ「うん！」
サクラ「ミミロップ！」ミミロップ「？」
サクラ「はい！」ミミロップ「これは何？」愛「ゴチルゼルからもらった友達の証でしょ？」

ミミロップ「うん！でもどうしてあなた達が？」

愛「ヤクザ達を懲らしめてやったのよ！」ミミロップ「懲らしめてくれたんだ！」
クイナ「うん！ポケモン暴力組織に乗り込んでボッコボコにしてやったのよ！」

ミミロップ「でも死滅しないで済んでよかったね！」
クイナ「だって私達は暗殺者よ！それに裏では同じ女の子同士だからね！」

ミミロップ「そうだよね！」アヤメ「行こう！ミミロップ！」
ミミロップ「うん！」