ポケモンBWゲームドラマSP　黒と白～暁の女神～第３３話「Ｎの城に残された女神とＮの記録」

ファイブガールズ(私達は、ファイブガールズ！私達の仕事は、悪の組織・プラズマ団の野望を
解き明かすため結成された！では、任務を続行する！)

前回のあらすじ
鈴音りん(桐崎　唯)「チャンピオンロードを抜け遂に私達は、ポケモンリーグに到着！
早速挑戦しようと思った矢先・・・。そこには、私達の知らない見知らぬ塔城が建っていた・・・！
中でどんな出会いと物語が私達を待っているのか・・・！」

ポケモンリーグ
三希「すごくお腹が空いたんだけどなんか食べようよ！」
リナ「じゃあ私が特製のナポリタンを作って来ようか？」颯希「作れるの？」リナ「うん！」
三希「いい時間帯だしね！」

唯「いよいよ！始まるね！」はな「うん！あっ！そうだ！リア社長に連絡しなきゃね！」
唯「そうだね！」

トゥルルル・・・。トゥルルル・・・。
はな「あれ？でない！」颯希「もう一度掛け直したら？」
はな「うん！」

トゥルルル・・・。トゥルルル・・・。
はな「何で出ないの？」
リナ「リアさんならＮの城にいるよ！」はな「えっ？そうなの？」
リナ「うん！」三希「でも～その城に行くことになっちゃうもんね！」

颯希「どういうこと？」リナ「ゲームの世界で主人公がアデクに出会う前に必ず行くことになるの！」
唯「じゃあ私達も？」リナ「うん！多分ね！」
三希「とりあえず行ってみる？」
唯「うん！行かないと何も始まらないもんね！」

ギーマ「おや？チャレンジャーかな？」
唯「私達ねリョウスケ君がＮを追いかけると言ったからＮの城に行きたいんだけど！」
シキミ「リョウスケ君・・・あなたたちの友達だったの？」はな「うん！」
シキミ「そうだったんだ！あたしね塊影の杜でリョウスケ君に出会ったよ！」

三希「ジェシカが言っていた何かの気配ってシキミさんだったんだ！」
シキミ「うん！」カトレア「Ｎの城に行くならこの奥にある壊境の道を通れば行けるよ！」
颯希「本当に？」カトレア「えぇ！」レンブ「いや！違う！影魔の橋だ！」

カトレア「壊境の道よ！」レンブ「影魔の橋だ！」
カトレア「なに言ってるの！壊境の道だってば！」レンブ「いいや！魔の橋だ！」
唯「シキミさんは？」シキミ「カトレアさんの方が正しいです！」カトレア「ほらね！」
レンブ「体では、勝つのに言葉で負けるとは・・・」

Ｎの城に続く道　壊境の道
唯「なんかぁ～不気味が感じがするね！」颯希「うん！確かに！」
三希「あそこじゃない？」リナ「立派に勃っているね！」
はな「うん！」

Ｎの城　１Ｆ
唯「えっ？なにこの部屋！玩具だらけじゃん！」はな「大人のオモチャもあったりして～・・・」
颯希「あるわけないでしょ？」はな「分からないよ！へへへ！」
三希「でもなんでこんなにあるのかなぁ～？」リナ「だね！」三希「うん！」

リョウスケ「三希！」三希「あっ！リョウスケくん！無事だったんだね！」リョウスケ「うん！」
唯「そうだ！これカミツレさんがリョウスケ君に会ったら渡しといてくれる？って！言ってたよ！」
リョウスケ「俺に？」唯「うん！」リョウスケ「ありがとう！」

リア「この城には、Ｎの部屋と呼ばれる部屋があるの！」唯「Ｎの部屋？」
リョウスケ「うん！その部屋は、Ｎに与えられた世界だって！」はな「与えられた世界・・・。」
リア「うん！」

Ｎの城　２Ｆ
唯「ねぇ？誰かいるよ！」三希「美しい人だね！」
平和の女神「ようこそ！Nの城へ！」愛の女神「なにをしに？ここに？」
颯希「あなた達は？」
平和の女神「私達は、女神なの！因みに私は、平和の女神・ヘレナ！」
愛の女神「私は、愛の女神・バーベナ！」

リナ「女神？」リョウスケ「Nと事を構えるトレーナーだ！」
唯「そうなんだ！」颯希「この記録帳読んでもいいの？」
平和の女神・ヘレナ「えぇいいわよ！」

はな「けどどうしてその女神がNの成り行きに？」
平和の女神・ヘレナ「私達は、全てのポケモンを解放させぬべきものだったのですが・・・」
愛の女神・バーベナ「あの悲しきＮ様の過去が見えたのです！」

颯希「悲しき過去？」平和の女神・ヘレナ「はい！」
愛の女神・バーベナ「この記録は、Ｎ様が残したもう一つの過去なの！
それは、Ｎ様が幼少期の頃に早くも母親を病気で亡くし悲しみに暮れていた！
同じくして、男一つで育てくれたお父様もＮの前から突如姿を消しＮ少年は、一人ぼっちになっていた！」

三希「Ｎって何者？」
平和の女神・ヘレナ「Ｎ様は、ポケモンの気持ちを読み取ることが出来るの！」
颯希「ポケモンの気持ち？」愛の女神・バーベナ「うん！」

三希「言葉が聞こえるってこと？」はな「すごいね！」
平和の女神・ヘレナ「Ｎ様に残された時間は、そんなに長く続かなかった！
ポケモン達から信頼を無くし人目からは、怪しく思われていた！
けど唯一Ｎ様の事を悪者じゃないと近付くポケモンがいた！そのポケモンこそがゾロア！」

Ｎの城　３Ｆ
唯「ゾロアってゾロアークの進化前よね！」はな「うん！」
愛の女神・バーベナ「Ｎ様は、ポケモン達をトモダチと言うのは、
【悪事によって殺害されたポケモン達】や【その組織から虐待などの悪事】によって
その組織から解放すべく守りきること。それがＮ様にとってポケモンは、家族じゃなくトモダチとして
受け入れた！」

三希「そうなんだ！」唯「ちょっといい話しだね」リナ「うん！」
リョウスケ「じゃあ俺は、アデクに会ってバトルしてくるぜ！」
三希「うん！」

颯希「そういえばジェシカは？エレナもいないんだけど」
はな「あの２人なら次の仕事があるからってどこかへ行っちゃったみたい！」

颯希「そっかぁ～」リナ「でもあの２人ちょくちょく居なくなるけどどこに行ってるんだろうね？」
三希「うん！」唯「じゃあそろそろ戻ろっかぁ！」
はな「うん！あたし凄く戦いたい気分！リョウスケ君と戦いたいしね！」
唯「うん！どんな戦いを見せてくれるのか！楽しみだなぁ！」
リア「そうね！」颯希「少し休んでからリーグ会場に行くよ！」
唯「うん！」

はな「リナ？あれ？寝ちゃってる！」唯「ここに来るまで結構探検したもんね！」
颯希「うん！」唯「しゃあ私達も寝よっか！」三希「うん！」リナ「・・・・」