ポケモンBWゲームドラマSP　黒と白～暁の女神～第２９話「迷いの森の少女」

ファイブガールズ(私達は、ファイブガールズ！私達の仕事は、悪の組織・プラズマ団の野望を
解き明かすため結成された！では、任務を続行する！)

前回のあらすじ
鈴音りん(桐崎　唯)「ライモンシティに戻る途中、私達は、不思議な森を発見！
そこに黒い影が現れると言う噂が現実になる！」

１５番道路
三希「なんかぁ～ライモンシティに向かっていると旅が終わったって感じがするね！」
颯希「うん！そうだね！」唯「でも旅が終わっても冒険は、続くと言うのがポケモンの世界なんだって！」
はな「そうなんだ！」唯「うん！」リナ「ねぇ！ちょっと待って！」

唯「どうしたの？リナ！」リナ「迷いの森だって！」はな「迷いの森？」
リナ「入ってみようよ！」颯希「勝手に入って大丈夫かなぁ？」
三希「誰もいないなら入ろうよ！」

１５番道路・迷いの森
はな「えっ？迷いの森ってこんな感じだっけ？」唯「違うよね！」はな「うん！」
颯希「ただの森じゃん！」リナ「がっかり～！」三希「期待してたのにねリナ！」リナ「うん！」
森の少女・ミク「本当に思ってるの？」三希「？」はな「あなたは？」
ミク「私は、ミク！この森の視察者なの！」唯「視察？」
ミク「うん！あたしの仕事はね赤い瞳でポケモンの世界で起きた出来事などを確かめる仕事してるの！」
はな「そうなんだ！」

ミク「うん！この森にはね！言い伝えがある森なの！」唯「言い伝え？」

ミク「うん！迷いの森は、複雑な出来事が起きたかのような森なの！」
リナ「複雑な出来事って？」ミク「この迷いの森は、元々【剣山に囲まれた森林】だったの！
全ての剣が運命と未来を変えると言うのがこの森(剣山の森林)の掟だったの！
けれど２つの物語が始まったこの世界には、そういう物がなく真実と理想だけを残し
英雄は、その剣を手にして空白だけを残した！しかしその英雄が手にした剣は、
世界を動かす歯車となりこの森林は、迷いの森と変貌しこの地になった！」

三希「そうなんだ！」リナ「・・・アデクさんが私に言っていた事って本当だったんだ！」
颯希「どういうこと？」リナ「二匹の英雄は、真実と理想を求めて新しい世界を創造するって！」
はな「新しい世界？」リナ「うん！あっ！言っちゃった！」唯「教えちゃいけないって言われてたの？」

リナ「うん！」アデク「リナ！」リナ「あっ！アデクさん！私、あの事、言っちゃった！ごめんなさい！」
アデク「いいんだよ！伝説は、言ってしまってもなにも害はない！」
はな「新しい世界を創るって・・・」
アデク「うん！レシラムとゼクロムが二つの剣を求めていたのもこの森のどこかに封鎖されている！」

唯「二つの剣ってどんなもの？」アデク「剣と言っても刀形の剣では、なく【封印の剣】だ！」
はな「封印の剣？」アデク「うん！」椎佳「封印の剣ってこれのこと？」
アデク「そうだ！でもなんで君がそれを持ってるんだ？
それはだれも手にしては、いけないものなんだぞ！」

椎佳「私はね！入っちゃ行けないところとか人の目を盗んで自分の物にしたりするのが大好きなんだ！」
アデク「ちょっと貸してくれるか？」椎佳「うん！崩さないでね！」アデク「うん！」
はな「椎佳って・・・なんかあの頃の椎佳と全然違うなぁ！」

三希「封印の剣と遺伝子の楔・・・なにか関係あるのかなぁ～・・・」

颯希「椎佳？ちょっといい？」椎佳「うん！」
颯希「あなたってなんか変わったね！」椎佳「えっ？そう？」
颯希「うん！暗黒騎士団にいたときの椎佳は、私や三希を企んでいたのに
今は、私達の仲間になったみたいに一緒に行動したりしているから！」

椎佳「私ね！暗黒騎士団を辞めることにしたの！」
颯希「辞める？」椎佳「うん！だってあのままあのアジトに残っていたらもっと苦しめちゃうと思って！」
颯希「私達を？」椎佳「うん！」

唯「颯希！行くよ！」颯希「今行く～！」
アデク「そういえばリョウスケの姿が見えないようだが・・・」
三希「エレナとジェシカと三人で遊びに行ってるよ！」
アデク「どこに？」三希「分からない！」アデク「そっか！」

邪影の森林
唯「ここは？」ミク「ここは、邪影の森林！迷いの森の第４の森！」はな「第４の森？」
ミク「迷いの森には、第７の森まであったのよ！」

リナ「ちなみにその森林って？」
ミク「第２の森は、ここ封印の森林！第３の森は、幻影の森林！第４の森は、邪影の森林！
第５の森は、絶海の森林！第６の森は、滅亡の森林！第７の森は、樹海の森林！」

唯「その森ってどうして無くなったの？」ミク「無くなったと言うか封鎖されていた森なの！」
はな「禁断の森だね！」ミク「うん！その第２の森林には、あの黒い影もあの森で発見されたの！」
リナ「黒い影？」ミク「うん！」颯希「それってもしかしてダークライ？」

ミク「うん！」三希「ダークライが幻影の森にいたって事？」ミク「うん！」
リナ「迷いの森には、２つの鎖で繋がれていたのかもしれないね！」アデク「うん！」
三希「アデクさんに聞きたいんだけどいいかな！」アデク「うん！」

三希「リョウスケ君とバトルしたときどんな感じだったの？」
アデク「彼は、凄腕のトレーナーだ！」
三希「凄腕のトレーナー？でも弱いトレーナーだって言ってたよ！」
アデク「うん！でもね弱いからと言って諦める彼じゃないぞ！
例え彼が俺たち四天王やリーグチャンピオンに負けてしまっても
どんどん手持ちのポケモンのＬｖを上げるために何度も挑戦する！
それは、まるで俺達を追い込むような戦いを見せてくれるんだ！」

リナ「その時のチームは？」
アデク「ダイケンキ・デンチュラ・シャンデラ・エルフーン・ウォーグル・サザンドラだ！」
三希「強そうだね！」アデク「特にシャンデラの技が独特すぎるコンボで殺られてしまった！」
唯「コンボ？」
椎佳「ポケモンの持っているタイプと特性・そのポケモンが持つ技・持っている道具が一致すると
コンボが成立する！」

三希「そうなんだ！」アデク「うん！」リナ「私のデンチュラとバトルしてほしいなぁ～！」
唯「リョウスケ君が帰ってきたらバトルしたら？」リナ「どうやって？」
はな「私のデンチュラとリョウスケ君のデンチュラでバトルさせて！って言えばいいじゃん！」

三希「因みにその時の技って覚えてる？」
アデク「ダイケンキの特性は、激流！
技は、【ハイドロポンプ】【きあいだめ】【エアスラッシュ】【つばめがえし】！」
三希「エルフーンは？」
アデク「エルフーンの特性は、悪戯心！
技は、【わたほうし】【やどぎりのタネ】【ぼうふう】【こうごうせい】！」
三希「シャンデラは？」
アデク「シャンデラの特性は、もらいび！
技は、【テレキネシス】【れんごく】【おにび】【たたりめ】」
リナ「テレキネシス？」ミク「テレキネシスは、相手を浮かせる効果があってそれを使うと
命中率の低い技を必中させるのよ！」リナ「そうなんだ！」

三希「ウォーグルは？」
アデク「ウォーグルの特性は、ちからずく！
技は、【つばめがえし】【ばかぢから】【ビルドアップ】【はねやすめ】！」
三希「デンチュラは？」
アデク「デンチュラの特性は、ふくがん！」
技は、【でんじは】【いえき】【エレキネット】【れんぞくぎり】！」
三希「サザンドラは？」
アデク「サザンドラの特性は、ふゆう！
技は、【げきりん】【きあいだめ】【ほのおのキバ】【かみくだく】！」

唯「すごいね！」アデク「うん！」三希「そのポケモンによってアデクさんは、殺られちゃったって事？」
アデク「そうだ！」颯希「リナ！バトルするの止めといたほうがいいよ！」
リナ「ううん！やってみたいもん！みんなだってやりたいでしょ？リョウスケ君とバトル！」

唯「私を入れて丁度５人だからさ四天王のようなメンバーになってみようよ！」
はな「それいいね！」唯「うん！私は、あくタイプの使い手の四天王・ユイ！」
はな「ゴーストタイプの使い手の四天王・ハナ！」颯希「炎タイプの使い手の四天王・サツキ！」
リナ「電気タイプの使い手の四天王・リナ」
三希「最後は、氷タイプの使い手のリーグチャンピオン・ミツキ！」

アデク「いい組み合わせだな！」唯「いいでしょ？」ミク「悪くないね！」
アデク「うん！今度リーグ戦でエキシビションマッチを開催すると言うのはどうだろう！」
リナ「模範試合だね！」アデク「うん！」唯「吃驚するだろうね！私達が四天王の椅子に座ってたら！」
はな「うん！」