ゴロウの武器講座！第四回

え〜皆さんお久しぶりです。
今回はリクエストがあったＳＶＤをやりたいと思います！

ＳＶＤ−−−正式名称ドラグノフ狙撃銃Snayperskaya Vintovka Dragunova、Снайперская винтовка Драгунова、SVD）といい、ソ連が開発したセミオート狙撃銃である。

設計者はエフゲニー・F・ドラグノフという人物である。

基本設計はＡＫ−４７（武器講座第一回参照）を参考に開発された。

１９５０年代、ソビエト連邦の指導者達は小隊規模でのセミオート狙撃銃が軍には必要であると考えた。

そして、１９５８年にソビエト連邦でその狙撃銃の作成を目的としたコンテストが開かれた。

そしてその大会で優勝し、選ばれたのがエフゲニー・F・ドラグノフをリーダーとしたグループが設計した狙撃銃であった。

１９６３年にモシン・ナガンの後継機として制式化

大胆に肉抜きされたストックなど、西側セミオート狙撃銃と比べてはとてもスリムに作られており、それはこの銃の特徴となっている。

軍隊で運用する上で、軽量で、運搬製が高いという大きなメリットもある。

第二次世界大戦中、市街地戦でのスナイパーの有効性を身をもって知ったソ連がそのために作られたライフルである。

遠距離からの狙撃よりも、市街（百メートル〜四百メートル）での速射性を優先させるために作られている。

ＡＫ−４７を基本として作られているだけに、構造が単純なために故障が少ない。

付属のスコープはPSO-1（4倍率固定）。

ロシア軍では分隊に一丁づつ配備させられており、コレはＡＫ−４７の射程距離の短さと、連射時の命中率の低さを補うための作戦である

有効射程距離はＡＫ系が三百メートル、ＳＶＤが六百メートルである。